岡山大学が創出する医療系イノベーション活動について
国立大学法人岡山大学が2025年7月24日(木)に第18回BIZEN活動発信会を開催します。このイベントの目的は、医療系オープンイノベーションプログラム「BIZEN」を通じて、様々なステークホルダーが情報を共有し、より良いイノベーションの種を育てることです。開催形式はハイブリッドで、現地参加やオンライン参加の両方からのアクセスが可能です。
BIZENプロジェクトとは
「BIZEN」は、「Business Innovation Zone for Entrepreneurship」の略称で、岡山大学病院を拠点にした医療イノベーションを模索するための取り組みです。内閣府からの支援を受け、マネジメント強化や高度専門人材の育成などを目指しています。特に、「収益の価値」を転換し、地域のスタートアップやベンチャー企業との協働を推進することに力を注いでいます。これによって、新しい医療ビジネスが生まれる礎を築くことが期待されています。
活動発信会のプログラム内容
今回の発信会では、主に二つの講演が予定されています。まずは17:05から、岡山大学の名誉教授である四方賢一氏による「特定臨床研究による糖尿病性腎症治療薬の新たなエビデンスの創出」についての講演が行われます。この講演では、最新の研究成果が発表され、実際の臨床現場での活用方法などについて深い知見が得られるでしょう。
次に、17:30からは株式会社Medswellの代表取締役である木村郁哉氏が「薬剤師・薬学部生向けアプリを全国へ展開する戦略と反省」についてお話しされます。新しい技術やアイデアが医療現場にどのように貢献できるかを学ぶ貴重な機会となります。
誰が参加すべきか
このイベントは企業の関係者、研究者、医療従事者、学生の方々に向けて開催されます。特に医療系のスタートアップに興味がある方、イノベーションを通じた事業化を模索している方にとって、非常に有意義な時間となるのではないかと考えています。
参加方法と詳細情報
参加費は無料で、下記のURLから申し込みが可能です。
参加申し込みリンク
現地での開催場所は岡山大学病院の鹿田会館2階BIZENフリースペースとなり、オンラインではZOOMを利用します。これにより、遠方の方でも気軽に参加できるのが魅力です。
おわりに
岡山大学が進める「BIZENプロジェクト」には、医療の発展に向けてのたくさんの可能性が秘められています。地域中核・特色ある研究大学として、これからもイノベーションの拠点となり、多くの人々の生活に貢献していくことでしょう。この機会にぜひ、最新の医療研究やベンチャー活動に触れてみてはいかがでしょうか。