新しい英会話スクールとその背景
2025年9月に設立される「株式会社サンリオやる気エデュテイリング」。これは、サンリオとやる気スイッチグループが共同出資した合弁企業です。この会社が手掛けるのは、没入型エデュテイメント英会話スクール「We Act!」の全国フランチャイズ展開。2024年11月には、最初の直営校が開校予定です。
「We Act!」の独自性
「We Act!」の最大の特徴は、映画制作をテーマにしたカリキュラムです。子どもたちは、オーディションやアフレコ、リハーサルを通じて英語を学ぶだけでなく、独自の「自分力」「共創力」「想像力」をも身につけていきます。このスクールは、ただの英会話教室ではなく、子どもたちが自ら考え、行動する力を育む場でもあります。
教育事業の広がり
やる気スイッチグループは1989年に教育事業をスタートし、「スクールIE」を筆頭に複数のブランドで幼児から高校生まで扱っています。一方、サンリオも「みんななかよく」という企業理念のもと、親しみやすいキャラクターたちを通じた様々な教育プログラムを展開しています。特に0~8歳向けの家庭用英語教材「Sanrio English Master」も注目を集めています。
キャラクターが活躍
この新しい英会話スクール「We Act!」では、サンリオの人気キャラクターが教室内で登場し、学習を一層楽しいものに変えます。キャラクターたちが教育の現場で活躍することで、子どもたちや保護者からの支持も高い状態です。
新会社の役割
新設される「株式会社サンリオやる気エデュテイリング」は、以下の役割を担います。
1.
フランチャイズパッケージの開発: 研修制度や運営ノウハウ、教材システムの標準化。
2.
導入支援と経営サポート: 開設支援やマーケティング、運営コンサルティングの提供。
3.
商品販売: オリジナル教材やキャラクター活用ツールの販売。
このように、教育事業に不安を感じている方でも安心して取り組める仕組みを整えています。
代表者の思い
やる気スイッチグループの高橋社長は、「自分力」「共創力」「想像力」を養うことが重要であるとし、「We Act!」を通じて子どもたちの未来を切り拓くことを目指しています。一方、サンリオの辻社長は、「楽しみながら学ぶ」という新しい価値を提供することで、より多くの子どもたちに夢の実現を応援する意義を強調しています。
没入型エデュテイメントの構成
「We Act!」では、映画制作スタジオのような環境で、オーディションやアフレコ、リハーサルを通じて物語を作り上げていきます。子どもたちは、毎月異なる映画のストーリーを完成させるプロセスを通じて、英会話スキルだけでなく、創造力やチームワークをも同時に育てていきます。これはまさに、学びをエンターテインメントに昇華させる新しいモデルと言えるでしょう。
このように、サンリオとやる気スイッチがタッグを組むことで、未来を背負う子どもたちに新たな学びの機会が提供されます。「We Act!」がどのように成長し、全国に広がっていくか、今後の展開が楽しみですね。