AMI株式会社、医療革新の新たな一歩を踏み出す
AMI株式会社(本社:鹿児島県)は、やまと社会インパクト投資事業有限責任組合からの資金を調達し、医療革新の加速を目指します。この出資を通じて、遠隔医療サービスやAI技術を駆使した医療機器をより広い範囲で提供することが期待されています。
背景と出資の意義
今回の出資は、AMI株式会社が2025年のやまとインパクト投資プログラムで、地域課題へのソリューションを提供した企業として耳成山賞を受賞したことを受けたものです。このプログラムは、奈良県周辺の課題解決に役立つスタートアップの支援を目的としており、AMIの医療DXソリューションはその中で高い評価を得ました。
出資を決めたやまと社会インパクト投資事業有限責任組合は、AMIの社会的使命や医療の質向上に対する取り組みに共感し、今回の資金提供を行いました。この資金は、地域での展開を強化し、全国及び海外でのさらなる事業展開の基盤として活用されます。
資金の利用目的
調達した資金は、以下の用途に活用されます:
- - 薬事承認を得た『心音図検査装置AMI-SSS01シリーズ』の普及と販路拡大。
- - 遠隔医療支援システム『クラウド超診®』の実装強化。
- - 心疾患スクリーニングAIの高度化と実用化。
- - 奈良県内の病院や診療所との連携による実証・導入支援プロジェクトの推進。
引受先からの期待の声
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズの青木武士代表取締役は、AMIの超聴診器が心不全パンデミックに対する解決の一端を担うことに期待を寄せています。特に奈良での実証実験において高い成果を上げている点が評価されています。南都キャピタルパートナーズの堺敦行代表取締役も、地域医療課題に真摯に向き合う姿勢を称賛し、出資を決定したとコメントしています。
CEO小川晋平の展望
ABE株式会社代表取締役の小川晋平氏は、「やまとインパクト投資プログラムでの耳成山賞は、私たちの使命を再定義する特別な御縁です。超聴診器を通じて、誰もが高品質な医療を受けられる社会を実現します」と強い意気込みを述べています。創業以来、同社は地域の医療現場が抱える課題に向き合い、AIと音響工学を融合させた『超聴診器』の開発を進めてきました。
主に医療現場で利用されるこの技術が、奈良だけでなく国内外でさらに普及することが期待されています。AMIは、株主と共に社会インパクトを最大化するための取り組みを推進することに注力していく方針です。
まとめ
AMI株式会社による医療の革新は、AI技術や遠隔医療サービスを通じて、地域医療の課題解決や質の向上に大きく寄与する将来が想定されます。今回の出資を基に、さらなる成長と医療改革の実現が期待されます。
会社概要
- - 会社名:AMI株式会社
- - 設立:2015年11月
- - 代表者:小川晋平
- - URL:AMI株式会社
- - 本社所在地:鹿児島県鹿児島市
なお、AMIの取り組みや製品については、プロモーション動画も公開されていますので、興味のある方はぜひ一度ご覧ください。