大学と企業の架け橋
2023年6月25日、情報経営イノベーション専門職大学(iU)にて、AIストーム株式会社(旧ジェクシード)の特別講義が開催されました。この講義には、同社の代表である今井俊夫氏とトラックファンド事業責任者の中村真一郎氏が登壇し、約30名のiU学生と熱い議論を交わしました。
iUの起業率に注目
iUは「全学生が在学中に起業に挑戦する」という目標のもと、今年度の大学発ベンチャー実態等調査において起業率No.1と評価されました。主催者側は、こうした学びの場を通じて次世代の起業家を育成することを目指しています。今回のAIストームによる参加も、時価総額500億円を目指すビジョンの一環として位置付けられています。
今井社長の講演内容
今井社長は、现场のAI人材不足に対する独自の取り組みとして、社内AIスクール「Storm Academy」の創設を語りました。このスクールでは、AI活用の実務を学べる貴重な機会が提供されています。今井社長は「インターンとして参加すれば、Storm Academyを無料で受講できる機会も得られる」とし、学生たちに挑戦をそそのかす言葉を投げかけました。
中村氏の経験と教訓
中村氏は、五体満足で成功を手にするためには、実務経験が重要であることを強調しました。資金繰りや組織管理に携わりながら自身の失敗から学んだ教訓を交え、学生たちにリアルなアドバイスをしました。「まずは既存の企業で実践的な経験を積み、しっかりした準備が整った段階で起業に挑戦すべき」との言葉は、多くの学生の心に響いたことでしょう。
学生たちの反応
講演後の交流会では、参加学生たちが興味深く質問を投げかけ、さまざまな視点から意見交換が行われました。「資金調達のリアルやAIの活用について聞けたことが非常に価値ある体験だった」との声が上がり、全体の約90%が「非常に満足」との回答を寄せています。この講義に参加したことは、学生たちにとって非常に意味ある経験となったようです。
今井社長の期待の声
最後に、今井社長は学生たちに対して「彼らのような若い挑戦者が500億円ロードマップを推進する力となる」と期待を寄せました。AIストームは、次世代を担う人材を全力で支援する姿勢を崩しません。ぜひ多くの学生がインターンとして参加し、学びを実務に結びつけていくことを期待しています。
インターンの募集
AIストームでは、向上心あふれる学生を対象としたインターンの募集を行っています。参加者には「Storm Academy」を無料で開放し、実務の最前線で学ぶことができる環境を整えています。興味を持たれた方はぜひお問い合わせください。
このように、今回の特別講義はiUの学生たちにとって、将来のキャリアを考える上での貴重な機会となりました。AIストームの取り組みが、起業家精神の育成に足を引っ張るのではなく、むしろ文化を形成し、次の時代を切り開いていくことを期待しています。