KNT365の新しい創造性
日本の伝統的な技術と最新設備を融合し、環境に優しい製品を生み出すKNT365(ケイエヌティサンロクゴ)の自社工場「KNT365 Osaka Lab」。ここで作られるアップサイクル作品が、世界に一つだけの特別な商品として注目されています。
KNT365 Osaka Labの概要
大阪府泉大津市に位置するKNT365 Osaka Labは、泉州ニット産地の伝統技術を取り入れ、大阪の特色を生かした製品づくりを行っています。このラボでは、3Dニッティングマシンやミシンを駆使し、編地の生産や縫製、検品、発送までを一貫して手掛けており、持続可能なものづくりを支援しています。
特に、編み上げ工程では570本の針を持つマシンでバッグ本体とハンドルを一体で編むことができ、裁断や縫製の手間を軽減。これにより生まれる製品は、環境に配慮されたサステナブルな仕様です。KNT365 Osaka Labでの製品は、すべて手作業で丁寧に仕上げられ、工場内は常に清潔に保たれています。
アップサイクルプロジェクト「Get Back」
KNT365が行っている「Get Back」は、使えなくなった編地を再利用して新しい作品を創り出すプロジェクトです。このプロジェクトを主導するのは、社員の森羽奈さん。例えば彼女は、大学時代にアルバイトとしてラボで経験を積み、その後、KNT365の理念に共鳴し、製作に携わることになりました。彼女の情熱は、KNT365の製品を通じて築かれた人との繋がりに根ざしています。
森さんは、バッグだけでなくキーチェーンやブックカバー、ハットなど多様な製品を手掛けており、製作時には日常生活から得たインスピレーションを大切にしています。「今」という瞬間の気持ちを作品に込め、すべてが一点物として仕上がるため、ユニークな魅力を持ちます。彼女は「同じ作品は二度と作れないからこそ、その時の感覚を大切にしている」と語ります。
商品の特長
KNT365のアップサイクル作品は、その独特なデザインだけでなく、機能性も備えています。洗濯可能で実用的な製品となっており、使う人それぞれに合ったお気に入りが見つかる喜びがあります。全ての製品はKNT365ならではのアースフレンドリーな素材を使用し、地球にも優しい取り組みをしています。
特別な店舗「THE KNT365 HOUSE」
2023年9月30日にオープンした旗艦店「THE KNT365 HOUSE」では、これらのアップサイクル作品を実際に手に取って見ることができます。
- - 店舗名: THE KNT365 HOUSE
- - 住所: 東京都渋谷区神宮前6丁目17-14 六英ビル1F
- - 営業時間: 10:00 - 19:00
ここでは、KNT365の象徴的なバッグ「Mam」や「Knitty」のアップサイクル版が展開されています。これらはどれもそれぞれ異なる編地や色合いを持ち、唯一無二の作品として直接購入できます。
KNT365の理念
KNT365は、地球に優しい循環をデザインするライフスタイルブランドで、使用されなかった素材を新しい製品に生まれ変わらせることに力を入れています。365日使える機能性とデザインを兼ね備えた製品を通じて、「人と動物に優しい素材選び」を徹底しています。これは、環境に配慮したファッションが求められる現代社会において、ブランドとしての使命でもあります。
今後もKNT365のユニークでサステナブルな取り組みに期待が寄せられます。興味のある方は、ぜひ「THE KNT365 HOUSE」を訪れて、実際の作品を手に取ることをおすすめします。