築地で味わう!近江牛と日本肉文化の深淵を知るセミナー
今年も迎える「いい肉の日」を記念して、築地のBBQテラスにて近江牛セミナーが開催されます。日程は11月29日、築地の老舗「近江屋牛肉店」の寺出昌弘氏がこの素晴らしいイベントで講師を務めます。このセミナーでは、近江牛の実食を通じて、日本の肉文化の深いルーツを学ぶ貴重な機会が提供されます。
セミナーの詳細
日時・場所
- - 日時:2025年11月29日(土) 15:00〜17:00(14:45から受付)
- - 場所:築地魚河岸BBQテラス(海幸橋棠3階)
- - 参加費:5,000円(税込、当日現金払い)
参加費には築地厳選の食材と乾杯ドリンクが含まれており、定員は30名で先着順です。残念ながら申込期間は終了しましたが、まずはイベントの様子をお伝えします。
キャンペーン情報
また、11月29日と30日の二日間限定で、BBQテラスをご利用の方には国産肉が外れなく当たる「いい肉の日キャンペーン」も併せて行われるのでこちらも注目です。詳細は公式サイトをチェックしましょう。
近江牛の歴史
講師を務める寺出昌弘氏は、近江屋牛肉店の三代目。近江牛の魅力を語る彼の言葉には、牛肉文化の460年以上の歴史が息づいています。日本では古くから「四つ足の動物」を食べることが禁じられていましたは、牛も高齢になれば働けなくなるため、その肉が流通する理由がさまざまな形で進化していきました。
特に彦根藩に特権が与えられ、牛肉文化が徐々に形成されていきました。この時期に発生した肉の多様な調理方法が後のすき焼き文化にも影響を与えることとなります。江戸時代に牛肉の流通が盛んになり、最終的には400軒以上のすき焼き屋が繁盛したことが、近江牛の歴史を語る一部となっているのです。
近江牛の精神
寺出氏は、牛肉の本質を追求し続け、滋賀県が近江牛の発祥の地として持っている精神をそのまま築地へと持ち込みました。近江牛の真髄を知ることで、自店の料理をより通じて多くの人に本物の美味しさを伝えることに尽力しています。彼は「世界の人々を笑顔にするため、肉の美味しさを追求する使命がある」と話します。
新名所「WAGYU STAND『YAKISHABU』」の誕生
セミナーと同時に、近江屋牛肉店は築地場外市場に体験型スタンド「WAGYU STAND『YAKISHABU』」をオープンしました。ここでは、焼き上がる肉をそのまま味わえる楽しさが体験できます。職人の手による焼き加減や、立ち上る香りを楽しみながら、より気軽に近江牛を楽しんでいただけるスポットです。
最後に
築地での近江牛セミナーは日本の肉文化を知り、味わう非常に貴重な機会です。同時に、新しくオープンした「WAGYU STAND『YAKISHABU』」にもぜひ足を運んでみてください。肉の魅力にあふれた築地の新たな名所として、あなたの訪問をお待ちしています。