エプソン販売、福利厚生「ファミワン」を通じた従業員支援を継続

エプソン販売、福利厚生「ファミワン」の継続提供を決定

エプソン販売株式会社が、従業員向けの福利厚生サービス「ファミワン」の提供を継続することを発表しました。このプログラムは「子どもを願うすべての人に寄り添い、幸せな人生を歩める社会を作る」というビジョンのもと、法人や地方自治体の従業員に対してヘルスケアサポートを行っています。

「ファミワン」のサービス内容と意義

「ファミワン」は、エプソン販売の従業員とそのパートナーに対し、妊活や健康に関するサポートを提供するサービスです。2023年1月からのサービス開始以来、同社は従業員1758名のうち約25％が女性で、平均年齢も47歳となっており、さまざまな年代の従業員にとって必要な支援を整えています。特に、妊活を希望する従業員が安心して取り組めるよう、雇用環境の整備を進めています。

特に、昨年度は妊活や更年期に関するオンラインセミナーを2回開催し、多くの従業員が安心して参加しました。参加者からは、「妊活についての具体的な行動が明確になった」という声が多数寄せられ、セミナーの内容が実生活に役立つことが確認されました。

行動へのサポート体制

このサービスは、企業全体の健康経営を支えるだけでなく、個別の相談にも対応しているのが特徴です。ラインを利用した相談窓口を設け、従業員は場所や時間を選ばずに、匿名で相談を行うことができます。これにより、従業員が心理的な安全性を感じながら、自身の健康問題や妊活についてオープンに話しやすい環境を提供します。

近年では、企業における健康経営の重要性が高まっており、「ファミワン」を導入した企業では従業員満足度が向上し、健康問題の早期発見につながっています。特に女性特有の健康課題への理解を深めることで、支援の手を広げるための重要な施策として評価されています。

さらなる展開と未来への思い

「ファミワン」は、エプソン販売の従業員に限らず、さまざまな企業や自治体へも展開を進めています。特に地方自治体への取り組みは、広範な地域に根ざしたサポートが可能であり、東京や横須賀市、さらには群馬県などの広い範囲で活動しています。これにより、地域に居住する人々にも必要なヘルスケアサービスが提供されています。

このような取り組みを通じて、エプソン販売は単なる福利厚生の枠を超えて、より幸せで健康的な人生を送れる社会づくりに貢献することを目指しています。今後も「ファミワン」が多くの従業員に評価され、安心して妊活に取り組むための強力な支援体制となることが期待されます。