訪問型越境サーキット2025年開始
株式会社エンファクトリー(本社:東京都千代田区)が、2025年12月から「訪問型越境サーキット」のプログラムを開始すると発表しました。このプログラムは、異業種の参加者同士がチームを組み、ベンチャー企業が抱えるリアルな課題に取り組むことを目的にしています。
コンセプトと目的
訪問型越境サーキットは、異業種交流を通じて新たなアイデアや解決策を創出することを狙いとしており、2022年度より始まった「越境サーキット」の進化版です。このプログラムでは、狭い範囲からでもイノベーションを生み出す「半径5メートルからのイノベーション」という考え方を取り入れています。参加者は課題提示企業の理解を深め、現場視察を通じて直接的な経験から学びます。
プログラムの特徴
このプログラムの特徴は、以下のように多岐にわたります。
1. キックオフセミナー
プログラムの初めに、参加者がどのように新しいアイデアを生み出し、改善アクションを進めるかを理解するためのセミナーが開催されます。これにより、参加者は越境学習の試行イメージを持つことができます。
2. チーム編成と課題理解
異業種からなるチームが編成され、参加者はそれぞれのチームでベンチャー企業の課題について深く理解を深めます。これにより、協力して具体的な解決策を模索する準備を整えます。
3. 現地視察とヒアリング
本プログラムの最大の特長は、課題提示企業への直接訪問です。チームミーティングを経て、参加者は課題提示企業を訪れ、現地の状況を視察し、ヒアリングを行います。これにより、課題を深堀りして理解が高まります。
4. 実践的な取り組み
参加者は、約2.5ヶ月間にわたり、課題提示企業の問題解決に取り組みます。チームとしての努力を通じて、具体的な成果をあげることが期待されます。
5. 最終プレゼンテーション
プログラムの締めくくりとして、各チームからの課題解決案が発表されます。課題提示企業からの直接のフィードバックを受けることで、実践的な学びを促進します。
参加企業と課題
今回の訪問型越境サーキットでは、株式会社Kitahara Medical Strategies International(東京都八王子市)が課題提示企業として参加します。彼らは、「人がよりよく生きより良く死ぬまでをプロデュースする総合生活産業」という理念のもと、シニアを対象とした新たな地域支援サービス「北原ワークメイト」の事業拡大を目指します。
参加申し込みについて
このプログラムの受付は始まっており、申し込みは10月24日(金)までとなっています。また、トライアルとして1名からの参加も可能ですので、興味のある企業はぜひお問い合わせください。説明会も行われており、詳細は申し込みフォームで確認できます。
まとめ
訪問型越境サーキットは、異業種との魅力的な交流と実践的な学びを通じて、新たなアイデアを生み出し、イノベーションを促進する絶好の機会です。興味のある方はぜひこのプログラムに参加して、変革の第一歩を踏み出しましょう。
皆様のご参加をお待ちしております。