2025年の夏、香川県で特別な音楽体験が待っています。『アフィニス夏の音楽祭 2025 かがわ』が、8月13日から21日まで開催され、国内外のプロ演奏家が集結します。この音楽祭は、通常のコンサートとは異なり、音楽家同士が集まり、意見を交わしながら音楽を創り出すセミナー型のイベントです。参加者は、プロの演奏者たちがどのように作品を仕上げるのか、その過程を楽しむことができます。音楽ファンにとって、この機会は貴重です。
音楽祭中の注目のプログラムには、特に家族向けの『あいうえ音楽会』があります。このコンサートは、音楽監督の川崎洋介が企画し、親子が一緒にクラシックを楽しむことができる内容になっています。8月16日には、モーツァルトをテーマにした特別プログラムが提供される予定で、参加することで、クラシックの魅力を感じられること間違いなしです。さらに、狂言師の山下浩一郎氏がモーツァルト役として登場するため、ユニークなコラボレーションを体験できるでしょう。
『あいうえ音楽会』は、8月16日の14時からレクザムホール小ホールで開催。入場は無料ですが、整理券が必要ですので、事前に入手してください。また、0歳からの入場が可能なので、小さなお子さんと一緒に音楽を楽しむ絶好のチャンスです。アフィニス・フェスティバル・オーケストラや台湾の桃園市立武陵高級中学管弦楽団など、様々なアーティストが共演するため、質の高い演奏を楽しめます。
音楽祭の開催中、特別な『オープンハウス&あいうえ音楽教室』も行われ、家族で楽しめるイベントが満載です。8月16日の11時から13時30分には、親子で楽器体験や楽器づくりができるコーナーがあります。高松交響楽団の協力により、バイオリンやチェロなどの楽器を実際に触れることができる貴重な機会です。
音楽祭は8月14日から18日までの期間の中で、各オーケストラによる公開セミナーも予定されており、普段見ることができないプロの演奏家たちのリハーサルを見学できます。曲ごとに演奏家同士が意見を交換し、どのようにして演奏をブラッシュアップしていくのか、その舞台裏を垣間見ることができる貴重な時間です。
さらに、8月19日と20日には、室内楽演奏会も開催。ベートーヴェンやブラームス、ラヴェルの作品など、魅力的なプログラムが用意されており、一般の方々にも楽しんでいただける内容になっています。チケットは一般3,000円、学生1,000円、セット券5,000円で販売されています。
最後に、音楽祭の会場はレクザムホールおよびハイスタッフホールなどで行われ、8月21日には観音寺市でのコンサートも予定されています。詳細やチケット情報は公式ウェブサイトで確認できますので、ぜひ立ち寄ってみてください。音楽を通じて家族や友人と素敵な時間を過ごせるこの機会をお見逃しなく!