海洋散骨サービス
2024-12-26 10:41:52

瀬戸内海で新たな旅立ちを支える海洋散骨サービスが開始

瀬戸内海に広がる新しい旅立ちの形



広島県福山市で、海洋散骨のフランチャイズ事業「ブルーオーシャンセレモニー広島」が始まります。2025年1月1日からこのサービスが提供されることになり、故人を見送る新しい選択肢が広がります。

海洋散骨が注目される理由


近年、日本全体が抱える少子高齢化や核家族化は、お墓の後継者問題を引き起こし、多くの家庭にとって伝統的な埋葬が困難になっています。そのため、海洋散骨は注目されています。自然葬としての海洋散骨は、特に故郷や思い出のあふれる場所で行うことができるため、エモーショナルな意味合いも大きいです。

特に、穏やかな瀬戸内海は、周囲に本州・四国・九州を持ち、船を日常的に利用する地域です。さらに、散骨を行う場所としての人気も高まり、2023年には19件から2024年には33件と、需要が1.73倍に増加しています。

新たなフランチャイズ契約によるサービス展開


株式会社ハウスボートクラブは、海洋散骨を中心に「旅立つ人、見送る人」に寄り添うビジネスを展開していますが、今般、広島県内の葬儀社「アークコーポレーション」と提携し、地域に密着したサービスを開始します。これは、より多くの人々に寄り添い質の高いサービスを提供するための重要なステップです。

アークコーポレーションは、家族葬を専門に展開している企業で、地元のニーズに応えるサービスを提供しています。この提携により、広島地域の皆様にとってより身近で安心な選択肢が増えることになります。

新着サービスの特性


新しく始まる「ブルーオーシャンセレモニー広島」では、チャーター散骨プランが提供され、平日297,000円から、土日祝は352,000円(税込)で受付が始まります。このプランでは、お客様のご希望に応じて、さまざまな出航地を選ぶことが可能です。

また、地域に根ざしたサービスの提供を目指し、地元の特性に合った散骨プランを用意することで、さらなるニーズに応えられるようになります。アークコーポレーションの森山社長も、「海洋散骨はお客様にとって新たな選択肢であり、大切な方との旅立ちを心に刻みたいと考えています」とコメントしています。

これからの展望


海洋散骨サービスの拡充は、今後も続くでしょう。ハウスボートクラブは、さらなる地域企業との提携を進め、全国各地で質の高い散骨サービスを展開する考えです。顧客の多様なニーズに対応するため、選択肢を広げ、より多くの人々の心に寄り添うサービスを提供していくことを目指しています。

結論


海洋散骨は、人生の最後を海とともに送る新しい試みです。穏やかな瀬戸内海の青い海に、大切な人を送り出すこの機会をぜひご利用ください。2025年から始まる新サービスに大いに期待が寄せられています。


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