資源循環プロジェクトの実施
2025-02-20 12:12:56

NECとNewNormDesignが共に進める資源循環プロジェクトの実施について

東京都のグローバルイノベーション事業「Global CityTech Bridge」に、NECとNewNormDesignの2社が参加することが発表されました。このプロジェクトは、CityTechに関連するテクノロジーのイノベーションを促進し、スタートアップと実装パートナーの協力により社会に新たな価値を提供することを目的としています。NECとNewNormDesignは、そこでの資源循環プロジェクトに取り組むことになり、具体的にはNewNormDesignが展開するサステナブルな建材のためのプラットフォーム「Matinno」を利用したリサイクルポイントとリサイクル可能な材料を結びつけるネットワーキングマップを構築します。

このネットワーキングマップは、資材の追跡と検索を最適化し、資源の効率的な利用を促進することを目指しています。これにより、建設業界をはじめとした様々な業界での廃棄物の削減、埋立地の利用低下を図り、循環型経済をさらに進める狙いがあります。NECとNewNormDesignは、データ活用を通じて、資源循環を推進し、新たな持続可能な経済システムの構築を目指しています。将来的には、異なる業界間のデータ連携を実現し、再生材の利用を拡大するためにデジタル技術の力を活かすことを視野に入れています。

NECについては、「安全・安心・公平・効率」という社会的価値を創造し、持続可能な社会の実現を志向しています。具体的には、2030までの目標として「地球と共生して未来を守る」というビジョンを掲げ、様々な環境課題に積極的に取り組んでいます。特に、資源循環に関連する活動では、生産から使用、そしてリサイクルに至るまでの過程での廃棄物削減に注力し、再生プラスチック市場の拡大を目指しています。この取り組みの一環として、NECは材料開発の効率化や再生プラスチックの機能向上を目指す実証実験も実施しています。また、脱炭素経営EXPOにも参加し、広くその取り組みをアピールしております。

一方、NewNormDesignは2020年に設立され、持続可能なデザインを提案する建築デザイン事務所として活動しています。彼らのデザインプロセスは、単に美しい空間を作るだけでなく、長期的に見た機能性や実用性を重視し、持続可能性へも配慮されています。NNDは「Matinno」というプラットフォームを展開しており、これはサステナブルな建材の情報を共有し、リサイクルや再利用を促進する機能を持っています。

このプラットフォームにより、建材のライフサイクル全般でのCO2削減が期待されるとともに、NECとNewNormDesignの協力により築かれる持続可能な未来への道が広がっています。今後、このプロジェクトの進展から生まれる新たな価値に注目が集まることでしょう。NECとNewNormDesignの連携によって生まれる資源循環社会への第一歩として、多くの人々に支持されることを願っています。

詳しい情報はそれぞれの公式サイトをご覧ください。
NECの取り組き: NEC公式
Matinnoの詳細: Matinno公式
NewNormDesign: NewNormDesign公式


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: NEC サステナブル NewNormDesign

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。