物流業界の未来を切り拓くGROUNDとデジタルフォルンの提携
東京・千代田区を本社とするGROUND株式会社が、デジタルフォルンとパートナーシップを締結しました。この連携は、物流業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速するため、特に物流施設統合管理システム「GWES(ジーダブリューイーエス)」の販売において協業することを目的としています。
背景:物流業界の課題
少子高齢化による労働力の不足や、急激なECの拡大により、物流業界では新たな課題が生じています。生産性を向上させ、必要な人材を確保することが緊急の課題となっており、企業全体でのデジタル技術の導入を急いでいます。しかし、さまざまなシステムやロボティクス技術が導入されているものの、思ったようにDXが進まない企業も少なくないのが現状です。
GROUNDの取り組み
GROUNDは、自社開発の物流施設統合管理・最適化システム「GWES」と、自律型協働ロボット「PEER」シリーズを提供しています。「GWES」は、物流現場のさまざまな情報を可視化し、管理者の意思決定を支援するもので、拡張性の高いシステムです。これにより、多くの企業における物流の効率化を図ることが期待されています。
一方、デジタルフォルンは、60年以上の実績を誇るシステムインテグレーション企業であり、幅広い業界での業務改善やDX支援を行っています。今後、両社の強みを活かした新たな協業により、物流DXの推進が加速する見込みです。
協業の具体的な取り組み
両社は「GWES」の販売、導入、そして保守サポートにおいて協力し、マーケットでの「GWES」の利用機会を広げていく方針です。この取り組みは、企業の物流現場での生産性向上やコスト削減に寄与することが目的です。さらに、デジタルフォルンは新たなビジネス領域を切り開くことも期待されています。
さらに、両社は共通の基盤を構築し、システム間のデータ連携を容易にすることを検討しています。これにより、様々なWMSを運用する大規模物流事業者に対して「GWES」を導入するハードルが下がる他、デジタルフォルンのアプリケーションとの連携により、より高い付加価値の提供が可能となります。
各社からのコメント
デジタルフォルンの代表である本間 泰志氏は、「GROUNDと協業することで、物流現場が抱える課題に対して積極的に取り組み、未来を創造していきたい」と述べました。GROUNDの代表、宮田 啓友氏は、「デジタルフォルンとのコラボレーションで、より多くの顧客に「GWES」を提供し、物流の現場を進化させていきたい」と述べ、両社の連携によるさらなる成長に期待を寄せています。
GROUNDとデジタルフォルンについて
GROUNDは、先端技術を駆使して物流ソリューションを提供するLogiTech企業として急成長しています。自社製品「GWES」を使用し、物流現場の生産性向上やコスト削減に貢献しています。デジタルフォルンも、ITとDXを軸にしたソリューションを手がける企業であり、両社の連携を通じて業界全体のクオリティ向上に寄与することを目指しています。
この新たなパートナーシップによって、物流業界におけるDXがさらに進化し、新しい未来が切り開かれることを期待しましょう。