協同組合インターンシップ
2025-10-22 10:36:52

協同組合について学んだ学生たちの成長と未来への希望

協同組合について学んだ学生たちの成長と未来への希望



2025年度「つながりインターンシップ@協同」が修了し、学生たちの体験報告会が実施されました。このプログラムは、協同組合について理解を深めることを目指し、東京都内の5大学から18人の学生が参加。修了報告会は10月18日にワーカーズコープ連合会本部で開催され、17人の学生がそれぞれの体験を振り返りました。

学生たちの貴重な体験



今回のインターンシップには、生活クラブ生協・神奈川やワーカーズコープ関連団体、生活クラブ生協・東京、NPO法人APLA、パルシステムグループなど5つの団体が参加しました。学生は各団体での実習内容や感じたことを発表し、受入団体の担当者もその成長を聞いて驚きを隠せませんでした。「漠然していた働く意義を考えるきっかけになり、他の団体のインターンからも多くの情報を得られました」といった声が聞かれました。

国際協同組合年の意義



この修了報告会では、2025年度が国際協同組合年にあたることに関連して、日本協同組合連携機構の比嘉政浩代表理事専務による記念スピーチも行われました。比嘉氏は「協同組合が持続可能な社会づくりに貢献することが期待されている」と述べ、この特別な年の意義を強調しました。国連の決議が求める協同組合の振興や認知度向上は、全ての加盟国に課された大きな課題となっています。

各団体の取り組み



インターンシップを通じて、学生たちはそれぞれの団体の取り組みに触れました。

生活クラブ生協・神奈川



ここでは、配達の添乗や店舗見学、生産者との交流といった体験を通じて、ただの配達ではなく、人とのつながりを感じる重要性を学びました。また、共済や電力事業における参加型の仕組みも体験したことで、協同の姿の一端に触れることができました。

ワーカーズコープ



今回のプログラムでは、ワーカーズコープでの体験を通じて「生きる」と「働く」ことの両立について学びました。職場で実際に働く方々からの話や、養蜂業の体験は、協同労働の大切さや面白さを教えてくれました。

生活クラブ生協・東京



デポーや都市農園を訪れることで、業務の理解が深まりました。手書きのPOPや商品情報が示す使いやすさが、地域と消費者のつながりを強化する要素であることに気づき、自らの考えで行動する重要性を感じました。

NPO法人APLA



バナナをテーマにした子ども向けプログラムの運営を体験し、フードロスや環境問題にも関心を持ちました。多様な世代が集うこのプログラムを通じ、地域社会における食品選択が未来を形成する大切さを学びました。

パルシステム



フードバンクや配送センターでの活動を通じて、地域に密着した関係構築の重要性を実感。地域住民がより良い暮らしを送るために、このような運営がいかに重要かを理解しました。

これからの展望



このように、学生たちの「つながりインターンシップ@協同」は、協同組合の理念を体現する実践的な場となりました。学生の報告からは、協同組合が社会において持つ意義や、その可能性が感じられました。今後も、学生たちの成長や社会貢献につながるこのような取り組みが拡大していくことが望まれます。


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