地球を守る消灯リレー
2025-03-24 15:45:33

EARTH HOUR 2025:世界を結ぶ消灯リレーで地球を守る

EARTH HOUR 2025:世界を結ぶ消灯リレーで地球を守る



2025年3月22日(土)、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が主催する「EARTH HOUR(アースアワー)」が全世界で開催されました。このイベントは、消灯を通じて地球温暖化や生物多様性の保全を訴える、世界最大規模の環境アクションです。イベントは、南太平洋の国々からスタートし、その時刻が訪れた地域から1時間消灯を行う消灯リレーの形で、世界中の人々の思いをつなげました。

環境を想う思いが一つに



今年のアースアワーでは、オーストラリアのシドニー・オペラハウスやイタリアのコロッセオ、フランスのエッフェル塔など、名だたる世界のランドマークが消灯しました。日本では、広島城、東京タワー、東京スカイツリーⓇなどの象徴的な場所も参加し、その美しい景観を一時的に光を消しました。この行動は、参加者たちが地球を守るための努力を共有する重要なきっかけとなりました。

消灯以外の環境アクションも



消灯に加え、アースアワーには多くの団体が様々な環境アクションを実施し、その数は3,423件に及びました。この中には自治体や企業が登録しているプロジェクトも含まれ、広がりを見せています。また、アースアワーの期間中には「EARTH HOUR Weeks」として、オンラインイベントやワークショップが催され、参加者は気候変動や生物多様性の損失について学びました。

地球のための1時間、アワーバンク



アースアワーの一環として設けられた「アワーバンク(Hour Bank)」は、参加者が自らのライフスタイルに合った方法で地球に貢献する時間を記録する仕組みです。世界118の国と地域から参加し、合計約300万時間の環境貢献が行われました。これにより、個々の努力が集まり大きな影響を持つことが実証されています。

確実に迫る環境問題



昨今、私たちの地球は記録的な猛暑や洪水、森林火災といった環境問題に直面しています。WWFはアースアワーを通じて、一人でも多くの方々がこの地球の大切さを再認識し、行動を起こすきっかけを提供したいと考えています。WWFが目指すのは、「人と自然が調和して生きられる未来」。気候変動と生物多様性の喪失という二つの危機に光が当たることを願っています。

EARTH HOURとは?



EARTH HOURは、毎年3月下旬の土曜日に行われる、地球の未来に思いを馳せる1時間の環境アクションです。2007年にオーストラリアで始まり、現在では世界中の人々や自治体、企業が参加しています。消灯の瞬間に、地球を思う気持ちが一つにまとまり、その輪は広がり続けています。全ての活動は、WWFジャパンの特設ウェブサイトで確認できます。

結論



私たちが暮らしているこの地球を守るためには、日常的に小さな行動を積み重ねていくことが重要です。アースアワーはその第一歩として、多くの人々に環境問題への関心を高める素晴らしい機会であり、これからも参加し続けることの重要性を多くの人に伝えたいと思います。


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