i-PRO、パナソニック コネクト契約締結
2023年、i-PRO株式会社はパナソニック コネクト株式会社と新たなパートナーシップを構築しました。これは、i-PRO製品の国内販売店向けの販売・マーケティング機能を承継する契約で、2026年3月31日に正式に実施される予定です。これにより、i-PROは今後の国内市場対応力を一層強化しようとしています。
背景と目的
i-PROは2019年に設立され、パナソニックのセキュリティシステム事業を母体に持っています。設立以来、同社は自社製品の開発や製造に注力しつつ、パナソニック コネクトを介した販売にも取り組んでいました。しかし、今回の契約締結により、自社での販路開拓が進むことが期待されています。国内市場における競争力向上と事業成長を早めるための主要な施策と位置づけられています。
期待されるシナジー効果
新たな販売・マーケティング機能の承継により、以下のようなシナジー効果が見込まれています:
- - 製品開発と販売の連携: 市場のニーズに迅速に応じた製品開発が実現します。
- - グローバル展開の加速: 海外拠点との人材交流を通じて、国内でのグローバルソリューションの導入が進みます。
- - 競争力の向上: バリューチェーンの最適化により、顧客により良い付加価値を提供。
- - サービス品質の向上: 営業やアフターサービスのクオリティが改善されます。
- - 業務スピードの向上: オペレーションの簡素化が業務効率を上げることに寄与します。
販売体制の変更
2026年4月1日以降、i-PRO製品を扱う約500のGSOL販売店は、i-PROとの直接取引に切り替わります。この変更により、エンドユーザーや他の顧客が現在の仕組みを利用する際には、何ら変わりがないため、安心して取引を続けることができます。
i-PROの社会的貢献
i-PROは、設立以来顧客と長期的な関係を築くことを重要視し、あらゆる環境における課題に対応する確かなソリューションの提供を約束しています。セキュリティに関する新たな取り組みは、社会の安全と安心に寄与するものと信じて疑いません。
会社概要
i-PRO株式会社は、セキュリティカメラをはじめとした、安全や医療関連の革新的な技術を提供しています。60年以上の歴史があり、信頼性の高い製品を作り、AI技術を倫理的に活用しながら持続可能な技術を追求しています。また、最近国連グローバル・コンパクトにも参加するなど、企業の社会的責任を重視した活動も展開しています。