マネーフォワードケッサイ、取扱高1兆円到達にみるその成長戦略

マネーフォワードケッサイの累計取扱高1兆円突破

マネーフォワードケッサイ株式会社がこの度、同社が提供する様々なサービスの累計取扱高が1兆円を突破したことを発表しました。これは企業の請求業務を円滑に進化させるための重要なマイルストーンとなります。

この成長の背景には「企業間取引を安心で、なめらかに。」というミッションがあります。マネーフォワードケッサイは、企業の請求業務の効率化や資金繰りの改善を目的として、多様なファイナンスサービスを提供しており、その結果、わずか2年間で取扱高が5倍に拡大しました。

提供しているファイナンスサービス

マネーフォワードケッサイが提供するサービスは以下の5つです。

1. マネーフォワード掛け払い －企業間後払い決済と請求代行を組み合わせたサービス。
2. マネーフォワード Pay for Business － SaaSを基盤としたFintechサービス。
3. マネーフォワードトランザクションファイナンス for Startups －スタートアップ向けの資金調達支援を行うサービス。
4. マネーフォワード請求書カード払い －企業向けの請求書を使ったカード払いサービス。
5. マネーフォワードアーリーペイメント －売掛金の早期資金化を実現するためのサービス。

これらのサービスは、企業の事業成長にとって非常に重要な役割を果たしており、特に「マネーフォワード掛け払い」は成長をけん引する要素として評価されています。このサービスは、企業の与信管理リスクを軽減し、キャッシュフローを安定させる工夫がなされています。

企業間決済の進化

最近の企業間決済における「キャッシュレス化」や「DX（デジタルトランスフォーメーション）」ニーズの高まりは、マネーフォワードのサービスの利用促進に直接つながっています。「マネーフォワードビジネスカード」のような新たなサービスも、その導入が進んでいます。さらに、請求書を用いたカード払いという新しい手段を企業に提供することで、幅広いニーズに応えています。

社長のコメント

マネーフォワードケッサイの代表取締役社長、冨山直道氏は、1兆円の取扱高に到達したことに対し、「企業の事業成長を支えるためのサービスが確実に浸透している」との手応えを感じているとのことです。特に短期間での成長は、企業からの資金繰り改善のニーズが高まっていることに起因していると言えます。

今後の展望

今後もマネーフォワードケッサイは、最新技術を駆使しながら、企業間取引をさらに円滑に進めるためのサービスを提供し続けるとしています。生成AIを活用した新たなソリューションが期待されており、ますます成長していくことでしょう。

マネーフォワードケッサイは東京都港区に本社を置き、ファイナンスサービスの開発・提供を行っている企業です。その取り組みを通じて、企業の支援に尽力しています。詳細は公式サイトで確認できます。