信州で新たな地域価値を見出す「ふるさとLIFEゼミ」実施開始
都市生活が中心の私たちにとって、「地域」とのつながりはどうあるべきか。そんな問いを抱かせる新しいプログラム「ふるさとLIFEゼミ in 信州」が開始されました。このプログラムでは、地域資源を活かした事業や文化活動などに挑戦する9人の“地域の仕掛け人”たちと共に、新しい関わり方を探求します。
ふるさとLIFEゼミの概要
「ふるさとLIFEゼミ」は、観光や移住といった枠を超えた地域との関わり方を模索する、全8回の実践型プログラムです。参加者は、都市にいながらオンラインで地域のキーパーソンたちと出会い、各自の人生や価値観に深く触れるインタビューを通じて、ふるさとの“アンバサダー”としての役割を体験します。このようなやり取りは、参加者の自己探索を促し、同時に地域に新たな視点をもたらします。
選ばれた9名の地域の仕掛け人たち
今回のプログラムには、長野県根羽村や須坂市、松川村などから集まった9名の仕掛け人たちが選ばれました。彼らはそれぞれ異なるバックグラウンドや経験を持ちながら、地域に活気を与える活動に取り組んでいます。例えば、空き家を利用した拠点づくりや、地域の教育に貢献する取り組みがあり、参加者は彼らの生き方や挑戦に触れることができます。
- - 白根拓実さん(根羽村)は、シェア本屋や地域案内所の設計を進めています。大学在学中に地域活性化に関わるようになり、現在は長野県へ移住し活動を展開。
- - 阪口凱海さん(根羽村)は、元教職員としての経験を活かし、地域おこしボランティアに参加し子どもたちへ新しい学びを提供しています。
- - 山際真奈さん(須坂市、白馬村)はアートプロジェクトに関与し、豊かな自然環境を利用した教育プログラムを実践しています。
参加者への影響
このゼミに参加することで、受講者は地域について深く理解し、自分自身の価値観を揺さぶる貴重な体験を得られるでしょう。参加者同士の交流や仕掛け人との対話は、新たな視点をもたらし、地域との関わりが持つ深い意義を再認識させてくれます。
参加者募集概要
「ふるさとLIFEゼミ in 信州」の参加者は、2025年8月24日から始まるプログラムに向けて募集されています。地域との関わりを深めたい方、また新たな生き方や働き方に挑戦したい方におすすめです。参加費は無料ですが、交通費などは自己負担となります。定員は20名程度で、申し込み人数が多い場合は選考されます。
実際に地域の未来に寄与する道を模索している方々は、ぜひこの機会に自身をもう一度問い直し、新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
会社概要
本プログラムは、株式会社Hue-ishが主催しています。同社は2022年に設立され、地域の関係人口の創出などの事業を展開しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
お問い合わせ
興味のある方は、メールにてお問い合わせも受け付けています。地域とのつながりを深め、新たな冒険に挑戦するチャンスをお見逃しなく!