飲食業界の新たな支援サービス、株式会社ファンくるとbottoが業務提携

飲食業界の新たな支援サービス

近年、飲食業界は競争が激化しており、経営の改善や顧客満足度の向上が求められています。そんな中、東京都千代田区に本社を構える株式会社ファンくるが、福岡県に本社を持つ株式会社bottoと業務提携を結び、新たな経営支援サービスの開発に乗り出しました。この提携は、飲食事業者への支援を目的としており、その内容について詳しく見ていきましょう。

提携概要

本提携では、ファンくるが提供する様々なデータ解析技術を活かし、bottoの持つ従業員の日報データと統合することで、飲食店の現場改善を最大化する取り組みを行います。まず、顧客満足度データと従業員の活動データを統合することで、ファンくるが開発した「5STEP」という改善メソッドを顧客の声とともに現場に浸透させる狙いがあります。この取り組みにより、店長や本部は、実行された現場改善策をリアルタイムで把握できるようになり、改善が必要な箇所が一目で分かる体制が実現されます。

ビッグデータ解析による店舗改善

さらに、提携によって得られたデータは、ビッグデータ解析にも活用されます。現場での施策や結果を蓄積し、店舗が抱える課題とその改善策、期待される効果を一元管理できるようになります。これにより、店長は日々の改善活動に迷わず、効率よく店舗の価値を向上させることが可能です。多岐にわたるデータの分析と可視化が、店舗運営における新しい視点を提供します。

今後の展望

両社は、この提携を通じて飲食業界のさらなる発展を目指しています。ファンくるの山口社長は、顧客の声をしっかりと現場に届けるための支援をすることが重要であると述べ、bottoの水田社長も、この連携が顧客体験の向上に繋がると期待しております。これからも業界のニーズに応える形で、さらなるサービスの充実を図っていくための協力体制を強化していく計画です。