組織開発のパイオニア:ラーニングイノベーションアワード2025
2023年11月20日、ALL DIFFERENT(オールディファレント)株式会社が主催する「ラーニングイノベーションアワード2025」が東京で開催されました。このイベントは、人材育成と組織開発に特化した優れた取り組みを行った企業を称えるもので、今回で5回目となります。過去5年間で、同イベントでは450万人以上の組織に対する支援を行い、20,000社以上の企業の成長を助けてきました。
受賞企業の輝かしい取り組み
今回のアワードでは、69社が受賞企業に選ばれました。特に注目されたのは、ラーニングエンゲージメント賞を受賞した林純薬工業株式会社の「次世代リーダー育成と風土づくり」、そしてラーニングビジョン賞を受賞した株式会社千葉ジェッツふなばしの「MVVを軸にした人事戦略」です。これらの企業は、社員主体での組織変革を推進し、具体的な成果を上げています。
イベントには、636社が申し込みを行い、参加者の96%が「期待通り」または「期待以上」と評価しました。受賞企業の成功事例は、他の企業にとっても良い参考になることでしょう。特に、林純薬工業の導入するプロジェクト制度が話題を呼びました。次世代リーダーを育成するための体制を如何に整えているか、具体的なお取り組みが示されました。
人材育成の新たな文化を形成
イベント後には、東京、大阪、名古屋の各地で人事交流会が開催され、参加者同士での活発な意見交換が行われました。このような場を通じて、お互いにヒントやインスピレーションを持ち帰ることができ、今後の人材育成に大きな影響を与えることが期待されています。
アワードの各賞について
ラーニングイノベーションアワードでは、以下のような賞が設けられています:
1.
ラーニングエンゲージメント賞 - 組織全体を巻き込みながら難しい取り組みを推進した企業に贈られる。
2.
ラーニングビジョン賞 - 明確な未来の姿を持つ企業に贈られる。
3.
ラーニングパフォーマンス賞 - 成果指標が結びついた企業に贈られる。
4.
ラーニングチャレンジ賞 - 挑戦を通じて成長を続ける企業に贈られる。
5.
ラーニングカルチャー賞 - 社内に育成文化を定着させた企業に贈られる。
受賞企業の取り組みを知る
今回のイベントに参加できなかった方々にも、受賞企業の取り組みを紹介するために、特設サイトで事例レポートが公開されます。特に印象的だったのは、エム・デー・ビー株式会社の「定着率向上の仕組み」や、株式会社CASMホールディングスの「オンライン研修による質の向上」です。
これらのレポートでは、成功のポイントや、取り組み前後の変化について詳しく述べられており、経営者や人事担当者にとって有用な情報が詰まっています。今後の組織開発・人材育成の参考として、ぜひご活用ください。
受賞企業一覧
各賞の受賞企業は以下の通りです。
- - ラーニングエンゲージメント賞: 林純薬工業株式会社, 東洋モートン株式会社, 株式会社COLORS 他
- - ラーニングビジョン賞: 株式会社千葉ジェッツふなばし, 株式会社栄電子, 山科精器株式会社 他
- - ラーニングパフォーマンス賞: エム・デー・ビー株式会社 他
- - ラーニングチャレンジ賞: 株式会社ダイヤアクセス 他
- - ラーニングカルチャー賞: 株式会社CASMホールディングス 他
このような優れた企業の取り組みを知ることは、今後の組織開発や人材育成を見直す良いきっかけです。今後も、ALL DIFFERENTの取り組みに注目していきたいと思います。