岡山大学の次世代リーダーたちが壮行会に参加
岡山大学から選ばれた二人の学生、Nazyra Tachiara Azlaさんと石川愛萌さんが、次世代リーダー・グローバル・サミット「One Young World」の日本代表団壮行会に参加しました。この壮行会は、2025年にドイツ・ミュンヘンで開催される大会を前に行われ、東京で開催されました。
壮行会の概要
この壮行会は、次世代のリーダーを育成し、国際的な課題解決に向けた意見交換の場でもありました。参加者は、一般社団法人One Young World Japan Committeeの代表理事である大久保公人氏のスピーチに続いて、過去の参加者たちの経験談や激励の言葉を聞くことができました。現地のパートナー企業からのビデオメッセージも紹介され、緊張感と期待感の中、壮行会は進行していきました。
国際的な場での経験
最近、岡山大学はWorld Young Leadersの育成に努めており、OYWには2015年のバンコク大会から毎年参加しています。今年で15回目を迎えるOYWは、世界190カ国以上から18歳から30歳までの若者が集まり、持続可能な開発目標(SDGs)に関連する重要なテーマについて議論します。Azlaさんと石川さんも含めた日本代表団は、今年の大会で「循環型経済」や「教育」、さらには「平和と安全」といった5つのテーマに関して意見を交わし、国際的なパートナーシップを築くことが期待されています。
教育と責任ある使用
特に注目されるテーマは「責任ある技術利用」です。デジタル化が進む現代社会において、若者たちがその技術をどのように活用し、影響を受けるのかは重要な課題です。石川さんは、医学部での学びを通じて、医学や技術が人々に与える影響を真剣に考えていると語ります。一方、Azlaさんは、心の健康についての意識向上に一定の役割を果たしたいと話しています。
親睦を深めるワークショップ
壮行会後には、ミュンヘン大会に参加する大学生や社会人を対象に、2027年のOYW東京大会のテーマについてのワークショップが行われました。このワークショップでは、参加者同士の交流が行われ、今後の課題に対する見解を深めあいました。
未来を担う若者たちの意気込み
今後、Azlaさんと石川さんは11月3日から6日にかけてミュンヘンや国際的なイベントに参加し、世界中から集まった有能な若者たちとともに新たな知見と技術を学ぶ予定です。次世代リーダーとしての自覚を持ちながら、彼女たちは自らの夢を実現するため、積極的な姿勢を持ち続けています。
最後に
岡山大学の今回の取り組みは、地域社会や国際社会における持続可能な未来を創造するための重要な一歩です。今後も、このような活動を通じて岡山大学が次世代のリーダーの育成に貢献し続けることを期待しています。引き続き、地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みに注目していきましょう。