糸と布の魅力
2025-08-26 14:36:27

カリモク家具とNUNOのコラボ展、「糸と布の魅力」に触れる機会

カリモク家具とNUNOが贈る特別企画展



2025年9月6日から10月11日まで、東京・Karimoku Commons Tokyoで開催される「karimokuとnuno - 糸づくり 布づくり」展。本企画展は、著名な家具メーカー「カリモク家具」とテキスタイルデザイナーの須藤玲子が主導するNUNOが共同で進めるクリエイティブプロジェクトの活動を紹介します。インテリアデザイナーの小野由記子による監修のもと、会場はデザインスタジオのwe+によって構築され、愛知県の尾州と群馬県の上州という二つの地域の職人と協力して開発した布の魅力と背景に迫ります。

展示内容



展覧会では、カリモク家具とNUNOがこれまでに取り組んできた布づくりの成果を、実際のサンプルやドローイング、映像を交えながら展示します。特に注目すべきは、尾州で開発された「えんぴつ」、「マーカー」、「モザイク」の3つの布。尾州は、日本国内でも有数の毛織物産地として知られ、伝統的な「もったいない」精神が息づいています。この精神を生かした制作過程で生まれた布は、環境に優しい素材としての評価を受けています。

上州では、棉花や絹の産業が盛んな中で、近年では機械刺繍の技術が栄えており、同地域の職人たちと協力を重ねることで生まれた布「ギザギザ」と「つぶつぶ」のプロトタイプが初公開されます。これらの布は、カリモク家具のデッドストックをアップサイクルするという革新的な試みの中で、彼らの独自のデザインセンスを反映しています。

トークイベント



さらに、会期中の10月2日(木)には、展覧会を手掛けた須藤玲子、小野由記子、及びwe+によるトークイベントも開かれます。デザインの背景や布づくりのプロセスについて直接話を聞けるチャンスです。

来場のご案内



「karimokuとnuno - 糸づくり 布づくり」は、毎週日曜日を除く12:00から18:00まで無料で入場できます。都心の一等地に位置するKarimoku Commons Tokyoで、インテリアや布の新しい可能性や魅力に触れ、その質感を実際に体験してみてはいかがでしょうか。会場内には、カリモクのソファやスツールも設置されており、座り心地を実感しながらじっくりと展示をお楽しみいただけます。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。

日本の染織文化を称賛し続けるカリモク家具とNUNOの取り組みを通じて、我々は「布の未来」を共に楽しみ、考えていくことができます。是非、足を運んでみてください。


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