株式会社ExtraBoldが新たに開発したシャットオフノズル
東京都豊島区に本社を持つ株式会社ExtraBoldが、この度、大型MEX方式の3Dプリンター用のシャットオフノズルを世界初として開発しました。この新しいノズルは、従来の一筆書きのみで出力が限られていた3Dプリンターに新たな可能性をもたらすものです。
シャットオフノズルとは?
シャットオフノズルは、主に射出成形機に使われていた技術であり、これまで大規模なMEX方式の3Dプリンターには適用されていませんでした。しかし、ExtraBoldはこれを成功裏に3Dプリント技術に応用しました。これにより、間欠吐出による柔軟なパス制御が可能になり、これまで以上に複雑な形状の造形が実現します。
新技術の利点と機能
この新しいノズルは、以下のような特徴を持っています:
- - 後付け可能:EXF-12やREX-BUTLERなどの既存の3Dプリンターに容易に取り付けることができ、ユーザーの手間を軽減。
- - 制限の解消:従来の一筆書きに依存せず、幅広い形状に対応できる柔軟性を提供。
- - 高品質な造形:複雑な形や開口部を持つデザインも高い精度で実現。
- - Gコードによる制御:Gコードを駆使することで、非常に詳細な造形が可能になります。
導入計画
新しいシャットオフノズルは、最初に既存のExtraBold製3Dプリンターをご利用のお客様に優先的に提供される予定です。新しく3Dプリンターの導入を考えている方々にも、順次このオプションが提供されることになります。これにより多くのクリエイターや企業が、より自由な設計を行えるようになるでしょう。
ExtraBoldについて
ExtraBoldは、先端的なAM技術を駆使し、全ての製品を日本国内で生産することに強くこだわっています。また、「Green Creative™」をコンセプトに掲げ、環境に配慮した製品の開発に取り組んでいます。今後もこの新技術を通じて、さらなる機能改良やアップグレードを行い、お客様に価値あるソリューションをお届けできるよう努めてまいります。
公式WEBサイトは
こちらからアクセス可能です。FAQや導入事例などもご覧いただけますので、是非ご確認ください。新しい技術の進展により、3Dプリンティングの未来が大きく変わることを期待しましょう。