Street Medical Talks
2025-10-31 14:58:27

医療とデザインが出会う場所『Street Medical Talks 2025』開催レポート

参加者が注目した『Street Medical Talks 2025』の開催



2025年10月13日、東京都の日本橋ライフサイエンスビルで開催された『Street Medical Talks 2025』は、医療とデザインの交差点から新しい社会課題の解決策を探る場となりました。主催は、株式会社Look at Peopleが運営する「Street Medical Labo」であり、今回のイベントは第6期受講生による修了発表会として位置づけられています。

特別講演とパネルディスカッションの魅力



開会式では、学長の武部貴則氏が特別講演を行い、「ハッピーからヘルスへ」というテーマのもと、幸福と健康の関係、そして未来の街を目指すイネーブリング・シティ構想について語りました。「ストリート」は日常空間であり、行動に変化をもたらす重要な要素であると強調され、聴衆は熱心に耳を傾けました。この講演は、医療分野におけるデザインの役割を再認識させるものとなりました。

登壇者には、フリーアナウンサーで医療分野のジャーナリストである町亞聖氏、日本総合研究所の山本尚毅氏、横浜市立大学の井上祥氏などが名を連ね、彼らの専門知識や経験がイベントに深みを与えました。

修了生たちの創造力が光る発表



続いて、受講生による修了発表が行われました。7チームはそれぞれ独自の医療とデザインを融合させたプロジェクトを発表し、なかでも「Astro Penguin Project(宇宙ペンギンプロジェクト)」が最優秀賞を獲得しました。このプロジェクトは、ALS患者の意思決定を支援することにフォーカスしており、来場者の心を捉えるものとなりました。その他にも、女性向けリトリート企画や入院生活のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)向上を目指したプロダクト開発など、多彩なテーマが取り上げられました。

先進的な社会実装への道筋



修了生の猪村真由氏が登壇し、小児がんの患児向け「あそびのスターターキット『アドベンチャーBOX』」の活動報告が行われました。これに続いて、第5期修了生である井上香氏の「こころまもり」プロジェクトも紹介され、医療分野での実装例を通じて、医療とデザインの融合がいかに社会に影響を与えているかが実感されました。

投票による最優秀賞の決定と今後の展望



イベントの最後には、来場者の投票によって最優秀賞が決定。医療、デザイン、地域が結びついて新たな実装形が創出される様子が示されました。Street Medical Laboは、これまでの学びを社会に還元することを使命とし、今後も医療とデザインのさらなる融合を推進していくと述べています。

開催概要と公式サイト情報



このイベントは、医療とデザインの新しい形を探求する重要な機会を提供し、多くの人々に影響を与えました。興味のある方には以下の情報を参考にしていただきたいと思います。
  • - イベント名: Street Medical Talks 2025
  • - 開催日: 2025年10月13日(月・祝)
  • - 会場: 日本橋ライフサイエンスビル 10F ホール
  • - 形式: 会場+オンライン配信
  • - 主催: 株式会社Look at People/Street Medical Labo
  • - 公式サイト: Street Medical Labo

このような取り組みが続くことで、より良い未来に向けた架け橋がかかることを願っています。


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