健康な親鶏を体験
2025-07-03 12:34:27

宮城の親鶏環境を体験!パルシステム公開確認会

宮城の親鶏環境を体験!



パルシステム東京が主催する「公開確認会」が、2025年7月12日(土)と13日(日)に宮城県仙台市に位置する株式会社花兄園で開催されます。このイベントは、利用者が親鶏の飼育環境やたまごの生産状況を実際に確認することを目的としています。来場者は、自身が毎週受け取るたまごの質と安全性について、より深く理解する機会となるでしょう。

生産者と消費者の架け橋



1999年から運用されているこの公開確認会は、生産者と消費者が直接交流できる貴重な場です。今回の開催地、花兄園は特に重要で、2011年の東日本大震災によって大きな影響を受けました。多くの農場が閉鎖を余儀なくされましたが、花兄園は復興を果たし、親鶏の飼育においても、その健康維持を最優先にしています。

健康な鶏のための工夫



花兄園では、太陽光と自然の風を取り入れた鶏舎で飼育し、親鶏の健康を念頭に置いた管理を行っています。ここでは、抗生物質や抗菌剤を一切使用せず、自然の力を活かした環境づくりに心掛けています。また、飼料には遺伝子組み換え作物の混入を防ぐためしっかりとした管理が施されており、収穫後の農薬も不使用です。このように、花兄園は環境に優しい方法での生産を行っているのです。

特に「産直こめたまご」の親鶏には、国内自給率向上を目的として、耕作放棄地で生産された飼料用米を20%以上配合しています。この取り組みは、地元産業にも貢献しています。

利用者の視点からのチェック



公開確認会では、事前にオンラインで学習を行った利用者が実際に生産者やパルシステムの職員とともに生産物の安全性を確認します。こうした取り組みは、消費者が食材やその背後にある努力を理解するための重要なステップとなります。利用者は、生産現場の視察を通じて、安心して購入できるたまごの品質と、その生産者の情熱を実感することができるでしょう。

参加方法と詳細



「想いと安心を確かめる~産直たまごの公開確認会~」は、特に無料で参加できるため、食に対する興味がある方にはぜひ参加をお勧めします。日時は2025年7月12日と13日、会場はアインパルラ浦島(宮城県大崎市)です。参加者は、花兄園や清水港飼料㈱、JA全農たまご、パルシステム東京利用者(13名)といったさまざまな関係者が集まります。

このイベントを通じて、持続可能な生産と消費についての理解を深め、日本の食文化を支える農場との絆を再確認しましょう。パルシステム東京は、今後も利用者と一緒に日本の食を支える生産地への理解を続けていきます。

詳しい情報はパルシステム東京の公式サイトをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: パルシステム 宮城県 公開確認会

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。