ニューヨークアートセール
2025-05-07 17:09:38

フィリップス・オークションがニューヨークで開催するアートセールの魅力

フィリップス・オークションの特別な夜



フィリップス・オークションでは、2025年5月13日午後5時(米東部時間)に、ニューヨークのパークアベニュー432番地にて、モダン&コンテンポラリーアート・イブニングセールを開催します。このセールは、全40ロットの選りすぐりのアート作品が集まり、出品作品の約90%が市場初登場、または15年以上ぶりの出品となる注目のイベントです。

出品作品の多様性



今回のセールでは、ジャン=ミシェル・バスキアやエド・ルシェ、パブロ・ピカソ、ゲルハルト・リヒター、ドナルド・ジャッドといった20世紀の巨匠たちの作品が揃っています。フィリップス・オークションのアメリカ地域社長、ジャン=ポール・エンゲレン氏と副会長のロバート・マンリー氏は、現代のアート市場において、選別された魅力的な作品を提供することで、目の肥えたコレクターたちの興味を引くことを目指しています。

見逃せない出品作品



特に注目を集める出品作の一つは、ジャン=ミシェル・バスキアによる《Untitled》(1984)です。この作品はバスキアの独特な象徴的図像が詰め込まれ、彼の革新的なスタイルが体現されています。また、1949年に制作され、ウィンストン・マルビン家に所蔵されていたアレクサンダー・カルダーのスタンディング・モビールや、リヒターの肖像画も見逃せません。

さらに、パブロ・ピカソの《Homme et femme à table》(1902-1903)は、初期ピカソ作品としての貴重価値と、カフェ文化への関心が表現された作品です。このような多様なアート作品が集まる今回のセールは、ジャンルを問わず全てのコレクターにとって重要な機会となることでしょう。

下見会とデイセールについて



オークションに先立ち、5月3日から13日まで一般公開される下見会では、これらの作品を実際に鑑賞するチャンスもあります。また、翌日の5月14日には、モダン&コンテンポラリーアート・デイセールが午前と午後の二セッションで開催されます。本セールは、アート愛好家やコレクターにとって、極めて魅力的なイベントとなること間違いありません。

この一夜限りのアートの祭典を通じて、現代アート界のトレンドや、アーティストの意図を感じ取ることができる貴重な機会です。アートファンの皆様には、ぜひ訪れていただきたい式典です。


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