ホラーの魅力を語る
2025-06-09 18:39:22

生駒里奈と都市ボーイズが語るホラーの魅力!SSFF & ASIA 2025上映イベントレポート

ホラーの魅力を深掘り!「SSFF & ASIA 2025」特別上映イベント



2025年の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」では、特にホラー好きで知られる俳優・生駒里奈さんと人気YouTuberの都市ボーイズ・はやせやすひろさんを迎えた特別アイベントが開催されました。5月30日、表参道ヒルズのスペースオーにて「恐怖と悦楽の境界線!」をテーマにした上映会とトークセッションが行われ、熱心なファンやホラーファンが集まりました。

このイベントは、SSFF & ASIAが新たに設けた「ホラー&サスペンスカテゴリー」を祝うもので、特別ゲストたちは、自身のホラー作品への思いや、厳選されたホラー短編の魅力を存分に語りました。

最震賞の発表と作品の魅力



イベントでは、「最震賞supported by CRG」の最終ノミネート作品が4本上映され、それぞれの監督が作品制作の背景や意図を語りました。紹介されたのは、『茄子の丑』、そして『ABYSS』、『撮影/鏑木真一』、最後に『Twitter』の4作品です。これらの作品は、どれも視聴者を引き込む独特の世界観を持っています。

『茄子の丑』 – 生と死の境界線を描く



最初に上映された『茄子の丑』は、統合失調症を抱える元官僚を主人公にした物語です。監督のChavo氏は、観客が物語に入るための仕掛けとして、独特の映像表現や音響効果にこだわっていると説明しました。生駒さんもこの作品に強い感銘を受けたようで、心の病を抱える人の視点から描かれた恐怖感が美しさも感じさせたとのことです。観客たちも、映像の色合いや演出に魅了され、作品の深さを堪能しました。

『ABYSS』 – 表現された愛の深淵



次に紹介された『ABYSS』では、恋人の後処理をしなければならない登場人物たちの心理を描いています。監督は野上鉄晃さんで、彼は作品が観客に何を感じさせるのかといった点に重きを置いていました。この作品が生駒さんやはやせさんにおいても強い印象を持ったようで、ストーリーの中に潜む愛情の複雑さや人間の感情の表裏を感じ取っていました。

『撮影/鏑木真一』 – 目線の変化を探索



『撮影/鏑木真一』はカメラマンの視点から描かれたホラー作品です。プロデューサーの射場好昭さんが仲里依紗監督のAbsenceを説明し、ホラーの表現がどのように撮影され、視聴者にどのような影響を与えるのかを掘り下げていきました。その中で生駒さんは、俳優としてのストレスとカメラマンの視点が交差することの重要性に触れ、トークはさらに盛り上がりました。

『Twitter』 – SNS時代の恐怖を体験



最後に上映された『Twitter』は、SNSを通じた怖さを描いた短編ホラーです。中村好伸監督は、自身がカメラマンとしてどのようにこの作品を作ったかを語り、フォロワーとの交流がいかに恐ろしい結果に繋がりうるのかを示唆しました。この作品は、現代社会におけるSNSの影響を鮮やかに描き出しています。

トークセッションでの洞察



トークセッションでは、生駒さんは自身のホラーに対する興味のことを語り、はやせさんの呪物収集のエピソードに会場が共鳴しました。特に、収集家としての彼の思いがホラー作品にどのように反映されるのか、観客たちにとっても新たな気づきを提供しました。

この特別なイベントを通じて、ホラーの世界は決して単なる恐怖だけでなく、社会の心理を映し出す鏡であることが強調されました。さらに、ファイナリスト作品4本は、イベントの後も配信されることとなり、今後もホラーの新しい魅力を探求し続けるチャンスが与えられました。

6月11日には、最震賞の授賞式が行われ、ホラー映画祭はさらなる盛り上がりを見せることでしょう。参加したファンたちにとって、待望の結果発表が楽しみな一日となりそうです。


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