世界食文化交流基金(WFC)の新たな挑戦
食文化の多様性と発展を目指して設立された「世界食文化交流基金(WFC)」が、また新たな挑戦を迎えます。2026年2月3日から7日までの5日間、日本のトップレストランで行われるプログラムでは、世界各国から選ばれた優れたシェフたちが一堂に会し、料理技術や思想を交流します。このプログラムは、未来の食文化の担い手たちが集い、技術を磨き、信頼関係を築く貴重な機会となります。
 参加シェフの紹介
今回、参加が決まったのは、ブラジル、カナダ、アメリカ、韓国、台湾からの5名のシェフです。それぞれが高い技術と独自のスタイルを持つ彼らのプロフィールを見てみましょう。
ブラジルで日本料理を提供する「Taberna Japonesa Quina do Futuro」の料理長で、50 Best Discoveryにも選出されています。
16歳で料理の世界に踏み込み、トロントの名店で修業を重ねた後、22歳で姉妹店「Aloette」の料理長に就任しました。
カリフォルニアのミシュラン二つ星レストラン「The Harbor House Inn」の総料理長を務めています。
ソウルのミシュラン一つ星「Onjium」の料理長で、韓国、日本、アメリカでの経験を活かし多彩な料理スタイルを展開しています。
台湾・台中で「L'Atelier par Yao」を運営し、連続してミシュランガイドに掲載されています。さらに、Tatler Diningの「Rising Star 2024」にも選出されました。
 プログラムの詳細
5日間のプログラムでは、各シェフが参加する日本の名店でそれぞれの技術を学ぶ機会が提供されます。最終日には、プログラムを通じて得た知識を生かし、各自のオリジナル料理を作成します。料理人同士の交流や新たな発見を通じて、互いの技術を深め、さらなる成長を促します。プログラムを支える日本のレストランには、「Crony」「傳」「鮨しゅんじ」「茶禅華」が名を連ねています。
 世界食文化交流基金(WFC)について
WFCは、国際的な料理人と日本のトップレストランの交流を通じ、次世代の食文化の発展に貢献することを目的としています。この基金は非営利団体であり、未来の食文化を担うシェフたちの成長を支えるために設立されました。詳しくは 
WFC公式サイト でご確認ください。
 まとめ
今回の「世界食文化交流基金(WFC)」のプログラムは、各国の料理人が日本の食文化と触れ合い、互いに学び合う貴重な機会です。これにより、世界の食文化がより豊かになり、新しい世代のシェフたちが活躍する舞台が広がることを期待しています。今後の動きにも注目です。
 
 
 
 
