新たなオウンドメディア「Sustainability Leadership Magazine」の開設
Booost株式会社は、2025年9月に企業価値向上を目的としたサステナビリティ経営専門のオウンドメディア「Sustainability Leadership Magazine」を開設しました。このメディアは、プライム上場企業の経営層やサステナビリティ担当者に向けて設計されており、サステナビリティに関連する規制やSX動向を解説することを目的としています。
企業のSX推進をサポートするメディアの目的
今の時代、多くの企業がサステナビリティ関連の情報開示に関して遅れをとっており、日本でも2027年3月期からSSBJ基準に基づく財務・非財務の統合開示が義務付けられるようになります。これにより、企業にとってSXの推進が急務となっています。しかし、その一方で制度やガイドラインは日々複雑化しており、企業が独自にそれを把握するのは難しくなっています。こうした背景の中、Booost株式会社は自身の蓄積した知見やノウハウを活かし、企業のサステナビリティ経営を支援するためにこのメディアを立ち上げました。
メディアの特徴
この「Sustainability Leadership Magazine」では、以下のような特徴があります。
1.
専門性と実務活用性
SSBJ基準やデータ開示に関する実務的な情報を提供し、経営層や実務担当者の判断に直結する内容を発信します。これにより、形式的な対応を超えて、実際の経営判断や社内提案にも使えるような具体的な情報を届けることを目指しています。
2.
信頼できる情報基盤
Booost社内の専門家が執筆する独自のコンテンツを中心に構成され、情報の信頼性を確保。継続的に参照できる質の高いコンテンツを提供します。
3.
多様な知的資産の活用
記事に加えて、ウェビナーや海外の制度の速報レポート、対談記事なども提供予定。これらの情報を企業内部での説明に役立てられるように工夫されています。
今後の展開
今後、このメディアでは週2本の専門記事の更新を目指し、月に1回は新しい専門記事も発行する予定です。さらに、SXに関心を持つ企業との対談記事や、国内外の制度に即した速報的な情報発信も行うとしています。こうした取り組みを通じて、日本企業のサステナビリティ経営の実践を後押しし、持続可能な社会の実現に寄与していく考えです。
「サステナビリティ2026問題」を解消するために
現在、多くの企業がサステナビリティ情報の開示義務化に対して遅れが見られ、このままでは企業価値の低下を招く恐れがあります。この問題に対処すべく、Booostは「日本をSX先進国へ」プロジェクトを2024年11月に立ち上げました。このプロジェクトでは、経営層向けのセミナーや現場担当者への支援を行い、日本企業がSXを推進するための具体的な施策を展開しています。
Booost株式会社について
Booost株式会社は、サステナビリティERP「booost Sustainability」の開発運営を行い、サステナビリティに資する情報の管理や開示を効率的に行うためのプラットフォームを提供しています。このプラットフォームは、92ヵ国以上で約2,000社に導入され、企業の価値向上に寄与しています。Booostは、今後もサステナビリティに関する知見を広く社会に発信し、持続可能な未来を共に築いていく所存です。