環境教育の新たな一歩
佐賀県神埼市で、株式会社エフピコが次世代を担う小学生たちに向けて、環境やリサイクルについて学べる学習まんが『食品トレーのひみつ』を100冊贈呈しました。この取り組みは、子どもたちがSDGs(持続可能な開発目標)の理念を理解し、環境問題について深く考える機会を提供することを目的としています。
贈呈式の様子
贈呈式は2024年1月24日(金)に行われ、神埼市の實松 尊徳市長とエフピコのダックス社長、岩井 久美が出席しました。式典では、『食品トレーのひみつ』が神埼市内の全小学校7校に配布されることが発表されました。贈呈された本は、社会科学習の一環として活用される予定で、地域の小学生たちの環境問題の理解をさらに深めることが期待されています。
『食品トレーのひみつ』の内容
『食品トレーのひみつ』は、学研が発行する小学生向けの学習まんがで、日常的に使われる食品トレーに関するさまざまな知識をイラスト付きで紹介しています。食品トレーの歴史やエフピコの「トレーtoトレー」「ボトルto透明容器」などの循環型リサイクルの取り組み、さらには食品容器の製造過程などがわかりやすく説明されています。このまんがは、全国の公立小学校や図書館にも寄贈されており、これまでに47,500部以上が発行されています。
環境への取り組み
エフピコは、スーパーマーケットやコンビニで使われる食品容器の国内最大手メーカーとして、持続可能な社会の実現を目指しています。その活動の一環として、リサイクルを促進する「トレーtoトレー」や「ボトルto透明容器」の方式が導入されています。これにより、地上資源の循環やCO2排出量の削減を図り、環境負荷の少ない商品開発にも力を入れています。
電子書籍としての公開
『食品トレーのひみつ』は、学研のウェブサイトにて無料で電子書籍として公開されています。これにより、幅広い層の子どもたちが気軽にアクセスし、環境問題について学ぶことができます。地域の皆様とともに、持続可能な循環型社会を築くための取り組みは今後も続けられていくでしょう。
このような活動は、地域の教育に貢献するとともに、環境への意識を高めるための重要なステップとなります。今後もエフピコの取り組みに注目していきたいですね。