稲城市向陽台で始まる新たなアートの祭典
東京都稲城市向陽台で、地域住民が一緒に制作する壁面アートイベント「WiTH art」が開催されます。このイベントは、一般社団法人KAiGO PRiDEのプロデュースによって実現し、地域の活性化を目指しています。
「WiTH art」とは?
「WiTH art」は、2025年5月3日と7日に行われるイベントで、稲城市の新しい情報拠点「LOUNGE WiTH 372」で実施されます。このイベントは、地域住民が共に参加し、特設された屋内の壁に「インパクトウォール」という壁面アートを制作する機会です。アートを通じて地域のつながりを深め、多世代交流の場を創出することを目的としています。
イベント詳細
- - 日程: 1回目2025年5月3日(土)11:00~15:00 / 2回目2025年5月7日(水)13:00~15:00
- - 場所: 稲城市地域包括支援センター こうようだい(〒206-0803 東京都稲城市向陽台3丁目7-2)
このイベントは、特に小学生を含めた地域住民の参加を歓迎しており、みんなが共に一つの作品を作り上げることで、アートの力を通じた絆を育むことが期待されています。
LOUNGE WiTH 372の特徴
「LOUNGE WiTH 372」は、向陽台地区の情報拠点として2025年にオープンし、多世代が交流できる場所として機能する予定です。この施設では、利用者が自分自身の価値を見いだせる場所として以下の5つの価値を提供します。
1. 自分の大切なものを再発見できる
2. 誰かのためではなく、共に過ごせる
3. ほめ合うことで自己肯定感が育まれる
4. 世代や背景を超えて交流できる
5. アートやデザインで新たな視点を得る
このように、単なる居場所ではなく、利用者が価値ある時間を手に入れることができるクリエイティブなラウンジが目指されているのです。
インパクトウォールの重要性
「インパクトウォール」は、地域のアートシーンから影響を受けた作品で、これまで地域に培われてきた思いと力を集結させる役割を果たします。向陽台エリアが「アートの街」として親しまれているのもこのようなアート作品があるからこそ。ここでのアート制作は、地域の文化とアイデンティティを再確認し、共有する貴重な機会となるでしょう。
KAiGO PRiDEと地域連携の取り組み
KAiGO PRiDEは、全国で介護の魅力を発信するプロジェクトですが、このイベントを通じて新しいコミュニティの形を作り出すことを目指しています。地域をつなげるクリエイティブなプロデュースを手掛けることで、様々な世代や背景を持つ人々が協力し合える環境を整えています。
本事業は東京都の補助を受けて実施され、地域包括ケアの深化に向けて新たなモデルを築くことも狙っています。高齢化社会が進む中で、地域のつながりを作り上げることが求められています。
まとめ
「WiTH art」は、稲城市向陽台の地域住民が一丸となって壁面アートを制作し、アートを通じて共に未来を築く機会です。このイベントに参加することで、地域コミュニティとのつながりを深め、思い出に残る時間を過ごすことができるでしょう。参加を希望される方は、ぜひスケジュールを調整して、この貴重な経験をお楽しみください。