Fact Baseが「Mizuho Innovation Award」を受賞、製造業のDXを推進する革新企業として注目

Fact Baseが受賞した「Mizuho Innovation Award」について

株式会社Fact Base（東京・港区）は、みずほ銀行が主催する「Mizuho Innovation Award 2025.2Q」を受賞しました。この受賞は、同社の製造業向けソフトウェア「ズメーン」が評価された結果です。Fact Baseは、製造業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し、次世代の受発注プラットフォームを構築することを目指しています。

「Mizuho Innovation Award」とは

「Mizuho Innovation Award」は、2017年に設立された制度で、次代を担うスタートアップ企業の成長を後押しすることを目的としています。みずほ銀行が四半期ごとに選定するこの賞は、優れた技術やサービスを提供し、社会課題の解決に貢献する企業を評価するものです。

評価基準には、ビジネスモデルの強み、チームの能力、そして成長の可能性が含まれ、受賞企業には大手企業とのビジネスマッチングなどの支援が提供されます。この支援によって、さらなる成長を遂げることが期待されています。

Fact Baseの受賞理由

みずほ銀行は、Fact Baseが製造業の根幹産業であるDX化に貢献していることを高く評価しました。製造業は人手不足という大きな課題に直面しており、DX化による生産性向上が求められています。Fact Baseは「町工場が主役の受発注プラットフォームを創る」というビジョンを掲げ、高い成長率を実現しつつ、国内外に展開している点が評価され、賞を受けることとなりました。これにより、みずほ銀行はFact Baseの今後の成長を多方面から支援する意向です。

Fact Baseと「ズメーン」について

Fact Baseは、2022年に設立され、東京・お台場に本社を構える企業で、製造業向けの図面管理システム「ズメーン」を提供しています。このシステムは、図面と関連書類をクラウド上で一元管理でき、さまざまな端末からアクセス可能です。

特に、図面の検索機能や製造現場のノウハウを蓄積する機能により、業務の効率化が図れます。見積もり業務や案件管理、製造、品質管理のすべてにおいて図面データを活用することで、作業時間を短縮し、情報の共有が容易になります。また、多言語対応がされているため、現地スタッフもスムーズに利用でき、海外展開にも力を入れています。

「ズメーン」を使用するメリット

以下のような利点を提供します：

- 図面や関連データを短時間で見つけられ、生産性向上に寄与
- 全社的なノウハウの共有が可能で、業務の効率化が進む
- 不具合の再発を防ぎ、QCD（品質・コスト・納期）の改善
- 特定の人材への依存を減らし、社員の育成がスムーズに

今後の展望

Fact Baseは、国内外におけるさらなる成長と、ユーザーからのフィードバックを基にしたサービス改善に注力していく方針です。今後も、製造業のDXを推進し、新たな価値を創造する企業として期待が寄せられています。興味のある方は、公式ウェブサイトで詳細を確認してみてください。

Fact Base公式HP