第3回「食料・農林水産分野におけるGX加速化研究会」の開催
令和7年12月5日(金曜日)に、農林水産省が主催する第3回「食料・農林水産分野におけるGX加速化研究会」が開催されます。今回のテーマは、「GX加速化に向けた民間投資の呼び込み」となっており、特に「参画する企業の裾野の拡大」が議題に上がる予定です。
背景
この研究会は、「みどりの食料システム戦略」に基づいた取り組みの一環として行われます。環境負荷を低減するための取り組みは着実に進んでいるものの、昨年の世界の平均気温は記録的な高さに達し、日本国内でも高温による農業への影響が懸念されています。政府全体でGX(グリーントランスフォーメーション)が重要視される中、農林水産分野でも持続可能性を高めていく必要があります。
これを受けて、農林水産省は新たな「食料・農業・農村基本計画」を令和7年に閣議決定し、2030年までに集中的に推進する施策として「みどり加速化GXプラン」を策定しています。このプランは、食料・農林水産分野におけるGXの推進を目指すもので、今後の取り組みを進める上で重要な指針となります。
研究会の目的
「食料・農林水産分野におけるGX加速化研究会」では、具体的な施策について議論を行い、生産現場の実態を把握した上で、当面の重要課題を洗い出し、効果的な対応策を見極めることを目指しています。研究会は今後も複数回にわたり、中長期的なビジョンを成果に繋げていくことが期待されています。
開催概要
日時
- - 令和7年12月5日(金曜日) 15時00分〜17時00分
場所
議題
- - GX加速化に向けた民間投資の呼び込み〜参画する企業の裾野の拡大〜
参加者(発表者)
- - 一般社団法人日本食農連携機構 常務理事 木村 吉弥氏
- - 明治ホールディングス株式会社 常務執行役員CSO 松岡 伸次氏
- - 東京海上日動火災保険株式会社 公務開発部課長 山田 将史氏
この研究会は非公開で行われ、資料や議事概要は後日、農林水産省のウェブサイトにて公表される予定です。また、過去の資料も同ページで閲覧可能です。
食料・農林水産分野の持続可能な未来の実現に向けて、多くの企業や関係者が果たすべき役割について、幅広い意見交換が期待されます。今後の進展にぜひご注目ください。