アルファスのOctoがFinOps Certified Platformに認定
アルファス株式会社が提供するSaaSプロダクト「Octo」が、FinOps Foundationから「FinOps Certified Platform(FinOps認定プラットフォーム)」として認定されました。これは、全世界で28社目、日本および東アジア・東南アジア地域で初めての快挙です。この認定により、アルファス社はクラウド財務管理の分野で注目を集める存在になっています。
FinOpsとは?
FinOpsは、パブリッククラウドへの支出の透明性を高め、企業全体での協働を促進するためのフレームワークです。特に、エンジニア部門と非エンジニア部門が一緒に取り組む文化を育成することを目的としています。この原則は、主にAWS、Azure、Google Cloudなどのクラウドサービスを利用する企業において重要視されています。
Octoの特徴
「Octo」は、企業がFinOpsフレームワークを実践できるよう支援するために設計されたSaaSツールです。このプロダクトは、IT部門やクラウドの専門家が効果的にクラウド経費の管理と最適化を行う手助けをします。「Octo」は、企業内部での運用だけでなく、外部パートナーと連携しての支援も可能にしています。
認定の意義
アルファスの代表取締役である廣瀬肇氏は、この認定の意義について「当社の取り組みが評価されたことを大変光栄に思います。Cloud Financial Management(CFM)に取り組む企業を支援していく所存です」と述べています。
また、アルファスはFinOps Foundationに今年5月から加入し、昨年11月に設立されたFinOps Foundation Japan Chapterの設立メンバーでもあります。このコミュニティは、10,000社以上、23,000人のFinOps実践者から構成される国際的なネットワークであり、技術者同士の情報共有や連携が進められています。
ClouDにおけるパートナーシップ
アルファスは、国内外の大手クラウドリセール事業者向けに提供する「Ripple」、これによりAWSの売上高の5%以上を管理している実績があります。このような取り組みからも、クラウドインフラ費用管理の国内リーダーであることが伺えます。今後も、さまざまな企業との連携を強化し、FinOpsの普及に貢献していく予定です。
おわりに
アルファスが提供する「Octo」のFinOps認定は、クラウドコスト管理の新しいスタンダードを確立するものです。これにより、企業はもちろん、地域の経済にも良い影響を与えることが期待されます。今後の展開が楽しみです。