三重県大台町特産「奥伊勢ゆず」を使用した新商品とその魅力
三重県大台町で生産される特産品『奥伊勢ゆず』の皮を使ったユニークなアップサイクル商品が新たに登場しました。その名も『たべる奥伊勢ゆず胡椒』。この商品は、8月2日に地域内での販売を開始し、早速注目を集めています。
アップサイクル商品開発の背景
この商品の開発を行ったのは、レッドホースコーポレーション株式会社。地域創生を目的に活動している同社は、地域で収穫された産品を使った商品開発に力を入れています。大台町の特産品である『奥伊勢ゆず』の搾汁過程で、毎年約25トンもの皮が廃棄されていることが課題であり、これを再利用することで新たな価値を生み出すことを目指しました。
商品の特徴
『たべる奥伊勢ゆず胡椒』は、奥伊勢ゆずの豊かな風味と青唐辛子のピリッとした辛さ、さらにはたくあんの食感が絶妙に組み合わさった新しい味わいが魅力です。白ご飯のアクセントとしてだけでなく、餃子や蒸し鶏、さらにはさまざまな料理に使える便利な調味料として活用できます。味そのものが濃厚であるため、さまざまな食べ方を楽しむことができ、家庭の食卓を彩るアイテムとなることでしょう。
商品のパッケージは、地元の伝説に基づいた独特なデザインが施されており、牛鬼をモチーフにしたインパクトのあるビジュアルが目を引きます。このデザインは、幅広い世代の心をキャッチするために工夫されています。
商品発売初日、その反応は?
発売初日には、道の駅で試食販売が実施され、多くの地元住民や観光客が訪れました。試食した人々からは「味が濃厚で新しい食べ方ができそう」といった好評の声が多数寄せられました。また、「大台町らしいお土産が生まれた」との嬉しい感想も。このように地域の誇りを感じながら新たな特産品が生まれることを喜ぶ声が広がっています。
販売計画
『たべる奥伊勢ゆず胡椒』は、今後さらに販路を広げていく計画で、宮川物産を通じて三重県内の他店舗でも販売予定です。これにより、より多くの人々に大台町の魅力が伝わることを期待しています。さらに、同社は今後もこの『奥伊勢ゆず』の皮を使った第2弾や第3弾の商品開発を進めていくとのことです。
まとめ
地域の未利用資源を活かした商品開発は、地域経済の活性化につながる重要な施策です。『たべる奥伊勢ゆず胡椒』のSuccessfulな立ち上げは、今後の地域活性化モデルとしても注目されています。大台町の特産品の認知度を高めながら、地域の魅力を発信していくこのプロジェクトに期待が寄せられます。地元の生産者や事業者の協力を得ながら、さらに魅力的な地場産品を生み出していくことでしょう。