国立能楽堂の体験型能楽鑑賞
東京・国立能楽堂では、この夏、初心者向けの「ショーケース」が開催されます。能楽に興味はあるけれど、専門的な知識がない方や実際に触ってみたいという方にとって、このイベントは最適な機会です。体験コーナーでは、実際の舞台で使用される装束や能面、楽器に触れることができ、プレトークではベテランの能楽師が演目の背景や見どころを解説します。
イベント概要
日程: 7月23日(水)、24日(木)、25日(金)、26日(土)、28日(月)、29日(火)
各日程には公演のほかに体験コーナーやプレトークが設けられています。入門者にも優しい内容で、能楽をもっと身近に感じられる絶好のチャンスです。
体験コーナーの詳細
体験時間は23日が午後0時30分、24日が午後5時30分から。
体験は25日午後5時30分、26日午後0時30分に行われます。
体験の時間は28日午後0時30分、29日午後5時30分です。
実際に手に取って感じることで、能楽への理解が深まることでしょう。体験コーナーは参加無料で、予約不要ですが、先着順での受付ですので、早めの来場をおすすめします。
プレトークの詳細
講師として迎えるのは、各日程で異なる能楽師。演目の解説に加えて、能楽の技術や文化背景についての興味深い話も聞ける貴重な機会です。
プレトークは午後1時30分から。
プレトークは午後6時30分から。
プレトークは午後1時30分から。
演目の紹介
体験だけでなく、キラリと光る演目も目を引きます。以下の演目を通じて、伝統芸能の魅力を再発見しましょう。
7月23日・24日公演
1.
狂言:寝音曲
太郎冠者が主人からの謡の要望を受け、色々と工夫しようとするユーモラスな物語。
2.
能:鵜飼
殺生の禁断を犯した主人公が地獄に堕ち、懺悔する様子を描いた深いテーマの作品。
7月25日・26日公演
1.
狂言:棒縛
酒を盗み飲む太郎冠者たちが繰り広げるコミカルな戦い。
2.
能:葵上
光源氏の妻が遭遇する嫉妬の怨念をテーマにした感動的な物語。
7月28日・29日公演
1.
狂言:蝸牛
太郎冠者が山伏を連れて帰るという不思議なエピソードを描いた楽しい作品。
2.
能:船弁慶
激しい愛憎劇を背景にした静御前の舞を楽しむことができます。
チケット情報
チケットは国立劇場チケットセンターにて販売中です。
予約、詳細などは、公式ウェブサイトもチェックしてください。
- - URL: 国立能楽堂公式サイト
- - 電話: 0570-07-9900または03-3230-3000
能楽の魅力を感じながら、特別な体験を通じて、文化の深さに触れてみるこの夏。皆様のお越しを心よりお待ちしております。