新たな4in1装置登場
2025-02-25 11:53:16

業界初の4in1歯科用X線CT装置「PanoACT 3D Upgrade」が登場!

業界初の4in1歯科用X線CT装置「PanoACT 3D Upgrade」が登場!



株式会社オール・デンタル・ジャパンがアクシオン・ジャパンと連携し、業界初の4in1(オールインワン)歯科用X線CT装置「PanoACT 3D Upgrade」の取扱を開始しました。これにより、パノラマ撮影とデンタル撮影を一台で行えるという革新が、歯科医療の現場に新たな風をもたらしています。

機器の課題


1990年代後半に開発されたCBCT(コーンビームCT)は、歯科の画像診断において革命的な進展をもたらしました。しかし、CBCTの採用が進む中、パノラマ画像の不鮮明さが大きな課題として浮かび上がります。多くの従来型の複合機は、フラットパネルセンサーの性能に依存するため、パノラマ画像の質が低いという不満が寄せられています。

特に、パノラマ画像の不足を実感する歯科医師は少なくありません。診断器具を高額で購入したにも関わらず、鮮明な画像を得られない現状に悩まされているからです。この根本的な原因は、フラットパネルのセンサーの性能の低さにあります。

アクシオン・ジャパンが目指す新たな取り組み


一方で、アクシオン・ジャパンはその中でも独自の挑戦を続けています。特に注目されるのは、CdTe(カドミウムテルライド)半導体を用いた新たな画像検出技術です。多くの研究機関での実績があり、この半導体を活用することで高いエックス線の吸収率と優れた感度を実現。これにより、医療分野や産業分野での応用が進んでいます。

この技術を搭載することで、PanoACT 3D Upgradeは従来のフラットパネルセンサーに比べ、高精細なパノラマ画像を提供することが可能になりました。特に、金属アーチファクトの影響を低減する独自のアルゴリズムも開発されており、これまでの課題をクリアにする力を持っています。

日本初!1台でパノラマとデンタル撮影


PanoACT 3D Upgradeは、パノラマ画像だけでなく、セファロ画像にも対応しており、さらにトモシンセシス技術によって撮影後に断層位置を調整することができる画期的な装置です。これにより、従来の歯科医院のレントゲン室において必要とされる専用機器が1台にまとめられるという利点を持っています。

この装置は、日本国内で初めてパノラマとデンタルの双方を一台で可能にし、診療報酬の認可も受けているため、コストパフォーマンスの面でも大きな魅力を誇ります。オートフォーカス機能により、短時間で全顎のデンタル撮影ができるテンプレートも作成可能です。

CTの苦手分野を克服


また、CBCTにおける金属アーチファクトという課題に対しても取り組んでいます。この問題は、金属製の充填物やインプラントがある場合にボケた画像が生じることが多いですが、PanoACT 3D Upgradeは金属アーチファクトを低減することに成功しており、より鮮明な画像を提供可能です。

さらに、医科用CTと同等のCT値を表示できるのも大きな利点です。今までのCBCTの課題を解決し、より高精度な画像診断を実現するために進化を続けています。

安心のアフターフォロー


株式会社オール・デンタル・ジャパンは、製品の提供だけにとどまらず、充実したアフターフォローとサポートを提供しています。保守契約プランには、交通費や作業費用、部品交換まで含まれたフルサポートが確約され、初年度は無料保証が利用できるため、長期間にわたって安心してご利用いただけます。

また、全国各地への訪問デモも実施しており、実際に装置の操作感を体験することが可能です。池袋のショールームでは、デモンストレーションも行っており、より多くの歯科医院がこの新しい技術を体験することができます。

まとめ


「PanoACT 3D Upgrade」は、歯科医療の現場における革新を実現する装置として、多くの可能性を秘めています。高精細な画像、あらゆる診断ニーズに応える機能、そして強力なアフターフォローが揃ったこの製品は、歯科医師と患者の双方にとって利益をもたらす頼もしいパートナーとなることでしょう。是非、ご興味のある方は、ショールームや訪問デモで実際の性能を体験してください。


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