SBテクノロジー、Cloudflare WAFサービスをスタートし企業のセキュリティ強化へ

SBテクノロジー、Cloudflare WAFサービスを提供開始

SBテクノロジー株式会社（以下、SBT）は、Cloudflareが提供するCloudflare WAF（Web Application Firewall）サービスの提供を開始しました。このサービスは、企業のWebアプリケーションを高度なセキュリティで守るために設計されており、リアルタイムで脅威を検知し、DDoS攻撃やボット攻撃から防御を強化します。機械学習を活用した分析技術も導入されており、未知の脅威への対応も迅速です。

デジタルトランスフォーメーションがもたらす脅威

近年、企業はデジタルトランスフォーメーション（DX）の進展に伴い、情報資産へのアクセスが増加しています。しかし、その影響でサイバー攻撃の種類や手口も年々巧妙化しており、企業に対する攻撃件数は増加傾向にあります。Cloudflareのデータによれば、アプリケーション層への攻撃は依然として行われており、2024年には約2,130万件のDDoS攻撃がブロックされ、2023年と比較して53%の増加を示しています。

このような環境の中、SBTは企業が直面するWeb経由のサイバー攻撃に対して広範な対策を講じるため、Cloudflare WAFの取り扱いを開始しました。これにより、企業はセキュリティ対策を一層強化することが可能になります。

Cloudflare WAFの特長

統合されたセキュリティ機能

Cloudflare WAFは、多様なセキュリティ機能を統合して提供します。これにより、複数のセキュリティ製品を個別に管理する手間が省け、運用がシンプルになります。

強力な防御力

DDoS攻撃やボット攻撃に特化した防御機能を持つCloudflare WAFは、グローバルネットワークを利用して攻撃をリアルタイムで検知し、緩和します。特にボット管理機能は、不正なボットからの攻撃を防ぎ、正当なユーザーの安全なアクセスを確保します。

機械学習による脅威検知

Cloudflare WAFは、機械学習を取り入れ、トラフィックを分析して異常なパターンを見つけ出します。ゼロデイ攻撃や新たな脅威にも迅速に対応し、企業のセキュリティを盤石にします。

提供開始日と今後の展望

Cloudflare WAFは、2025年4月9日からの提供開始が予定されています。SBTは、このサービスに加え、マネージドセキュリティサービスや運用サービスの開発を進め、お客様に最適なセキュリティ対策を提供する予定です。

Cloudflare, Inc.について

Cloudflareは、世界最大のネットワークの1つとして、ウェブサイトやAPI、モバイルアプリなどさまざまなインターネットサービスを支えています。2024年第4四半期には、1日あたり平均2270億件のサイバー脅威をブロックする実績を持っています。企業はこのような強力なサポートを通じて、より安心してデジタルビジネスを展開できるでしょう。

Cloudflare WAFの詳細については、こちらをご覧ください。