コスモエネルギーホールディングスが賃上げを実施
コスモエネルギーホールディングス株式会社は、2025年3月24日に行われた春季労使交渉で、同社が運営するコスモ石油労働組合の要求を超える8.3%の賃上げを決定しました。この賃上げは、定期昇給を考慮した組合員の平均賃上げ要求6.3%を上回るものとなっています。会社全体の賃上げ率は6.7%に達し、従業員の生活向上を目的とした持続的な給与増加が図られています。
今回の賃上げは、企業が「地球と人間、社会の調和と共生」を企業理念に掲げ、未来への持続的発展を目指す中での重要な一歩です。コスモエネルギーは、社会のエネルギー供給において原動力となることを目指し、社員の成長を支える体制を続けています。特に自律的かつ多様な思考を持つ人材の育成が、会社の発展には欠かせないと考えています。
このような背景から、コスモエネルギーは社員のエンゲージメントを高めるため、過去2年間と同様の水準である6%以上の賃上げを実施しました。これにより、社員が安心して仕事に取り組み、成長できる環境が整えられています。
また2025年4月入社者の初任給も引き上げることが決定されています。大学卒業の新入社員は33万円(前年度比約2.4万円増)、高等専門学校卒は27.8万円(約2.2万円増)、高等学校卒は24.8万円(約2.2万円増)となります。この求人の魅力アップにより、優秀な人材の確保が期待されています。
エネルギー業界の変革が進む中で、コスモエネルギーは持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化します。関連サービスを通じて、社会全体の発展に寄与する一方、ブランドステイトメント「ココロも満タンに」を基に、関わるすべての人の心を満たす企業を目指し続けます。これからも、コスモエネルギーホールディングスは、時代の変化に対応しながら、持続的に成長し続けることで、社会への貢献を果たしていくことでしょう。