テリロジーとVLCセキュリティアリーナが協業を開始
株式会社テリロジーと株式会社VLCセキュリティアリーナが、日本の産業インフラにおけるセキュリティ向上を目的に協業を開始しました。この協業は、産業制御システム(ICS)におけるセキュリティ人材の育成を目指すもので、特にOT(Operational Technology)セキュリティに注力しています。新たなトレーニング環境が整備され、実環境に近い条件での教育が実現します。
協業の背景
近年、産業制御システムを狙ったサイバー攻撃が増加し、重要インフラや製造現場の安全が脅かされている現状があります。そのため、セキュリティ対策は技術面だけではなく、人材育成の側面からも強化が求められています。テリロジーはOTセキュリティのリーディングカンパニーとして長年の経験を持ち、VLCセキュリティアリーナは模擬プラントを使った実践的なトレーニングを提供しています。両者はこの分野での専門知識を融合させ、日本の産業界の課題解決に向けて強力な体制を築いています。
協業のポイント
この協業のもと、VLCセキュリティアリーナが運営するトレーニング環境に、テリロジーが展開する「Nozomi Networks」および「TXOne Networks」のソリューションが組み込まれます。これにより、受講者は理論だけでなく、実際のOT環境においてセキュリティ製品がどのように機能するのかを直に体験できます。具体的な事例や環境を通じて、セキュリティ対策の実践的な理解が促進され、企業におけるセキュリティの選択肢も広がります。
各社のコメント
この協業に際し、各社のリーダーたちは以下のようにコメントしています。VLCセキュリティアリーナの石原紀彦CEOは、「OTセキュリティ市場を牽引するテリロジー様と連携できることを喜ばしく思います。サイバー脅威が増す中、実践的な人材育成が求められています」と述べています。
一方、テリロジーの鈴木達代表取締役は、「OT環境への攻撃が巧妙化している中、今回の協業を通じて、当社のソリューションがどのように機能するかを知る機会を提供できることを嬉しく思います」とコメントしました。さらに、Nozomi Networksの芦矢悠司日本カントリーマネージャーは、「OTセキュリティの先駆者であるテリロジー様との協業に感謝し、技術が人材育成に貢献することを楽しみにしています」と述べました。
協業のもたらす価値
この協業により、以下のような価値が提供されます。まずは、実環境に即した学習機会の提供です。模擬プラント模型と最新のセキュリティソリューションの融合により、受講者はより実践的なセキュリティ対策を学ぶことができます。次に、OTセキュリティに対する理解が深まることで、企業のセキュリティ意識の向上も期待されます。
また、専門知識や最新テクノロジーに触れる機会の増加は、サイバー攻撃に対する日本の産業インフラ全体のレジリエンスを高めることにもつながります。
企業紹介
株式会社テリロジー
テリロジーは、IT/OTセキュリティ分野でのソリューション提供を行い、日本の企業活動を支える先端のITインフラを提供しています。特に、OT環境向けのセキュリティにおいて、国際的なソリューションの国内展開を先駆けて行い、業界をリードしています。
株式会社VLCセキュリティアリーナ
VLCセキュリティアリーナは、最新の攻撃手法を取り入れたサイバーセキュリティトレーニングを提供する企業で、ICSに特化した訓練を行い、日本の産業基盤を支えるセキュリティ人材の育成に力を入れています。
これらの協業によって、日本のOTセキュリティはさらなる進化を遂げることでしょう。