柏市で行われる米作り体験会とフードパントリーへの寄付
株式会社パソナグループの特例子会社、パソナハートフルが主催する「米作り体験会」が、千葉県柏市で2025年5月10日(土)に開催される。これは地域の住民やパソナグループの社員とその家族が参加し、田植えから稲刈りまで農業体験ができる機会となっている。
この体験会は、農業分野における障害者の自立支援と雇用創出を目的にした「ゆめファーム」の一環として行われるもので、知的障害のある社員たちが農作物を育てている。体験会では、参加者が収穫を体験するだけでなく、地元住民や高校生とも交流しながら地域のつながりを深めることを目指している。特に、近隣の農家との協力や地域の高校生との共同作業も行っており、実際の農作業を通じた社会貢献活動が展開されている。
体験会の詳細
体験会は、午前11時30分から始まり、午後2時45分には解散予定。参加費は13,200円(税込)で、9月に行われる稲刈り体験と収穫した米15kgも含まれている。すべての収穫物の一部は、ボランティア団体を介して東京都内のフードパントリーに寄付される計画で、貧困に苦しむ家庭への支援を図る意義も大きい。
参加のメリット
参加者は、農業体験を通じて新しい知識やスキルを身につけることができ、同時に自分たちが育てたお米が誰かの助けになるという貴重な経験を得ることができる。また、地域住民との交流は、相互理解を深める良い機会となる。刺激的な田植えの瞬間や、その後の成長過程を見守ることができるのは、参加者にとって忘れられない思い出となるだろう。
パソナハートフルの取り組み
「ゆめファーム」では、障害者の自立支援を積極的に行っており、地域の社会福祉法人や特別支援学校と連携しながら、農業を通じた更なる雇用の場を生み出している。2006年から続くこの取り組みは、今や千葉県だけでなく多くの地域へ拡大し、さまざまな商品が社員の手によって生産され、社内やオンラインで販売も行われている。参加者は、体験会を通じてこれらの取り組みに触れることができる。
お問い合わせ情報
参加を希望する場合は、株式会社パソナハートフルファーム事業部まで連絡を。連絡先は電話(03-6734-1093)またはメール(tkomakino@pasona-heartful.co.jp)で、気軽に問い合わせができる。
米作り体験会には、多くの人々が参加し、地域のつながりや支援活動を実感する貴重な機会としての期待が寄せられている。一緒に田んぼ一杯のお米を育てる体験を通じて、誰もが笑顔になれる瞬間に参加してみてはいかがだろうか。