『ホワイトハンドコーラスNIPPON』公開
2025-11-11 15:57:28

感動のドキュメンタリー映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON』がいよいよ公開!

改めて映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON』を知る



2025年12月12日、アップリンク吉祥寺にて、ドキュメンタリー映画『ホワイトハンドコーラスNIPPON ~Brüder よろこびのウィーン~』が公開されることが決定しました。これは、一般財団法人さわかみ財団と一般社団法人El Sistema Connectが共に制作した作品であり、文部科学省に選定された特別なプロジェクトです。公開初日には、制作に関わったコロンえりか氏(ホワイトハンドコーラスNIPPONの芸術監督)、田頭真理子氏(写真家)、池田圭佑氏(監督)が出演するスペシャルトークショーも開催され、観客とともに“共に奏でる”喜びや音楽の持つ力についての深い対話が行われます。

『ホワイトハンドコーラスNIPPON』の背景



この映画は、障がいの有無にかかわらず子どもたちが音楽を通じて一緒に活動する姿を描いています。2021年12月、東京芸術劇場で行われた合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON(WHCN)」の活動が基盤となっており、彼らはプロのオーケストラと共にベートーヴェンの『第九』に挑戦しました。特にこの団体は「声隊」と呼ばれる歌声と、「サイン隊」と呼ばれる手話の表現に分かれている特別な合唱団として注目されています。

インクルーシブな活動の一環として、全盲や弱視、車いすユーザーなど様々な背景を持つ子どもたちが参加し、音楽の力で絆を深めています。その様子を通して、「誰も取り残さない社会」を実現するための取り組みを前面に押し出したメッセージが込められています。

さらなる展開と未来への希望



この映画の制作は、ウィーンでの公演という新たなステージへとつながります。2024年には、ベートーヴェン『第九』の初演地であるオーストリア・ウィーンでの公演が実現予定です。この活動は、国際的にも認められ、バリアフリーの国際賞「ゼロ・プロジェクト・アワード」を受賞し、全ての人が平等に音楽を楽しむことができる社会の実現に向け大きな一歩を踏み出しています。

また、映画公開と同時に開催される写真展「第九のきせき」では、田頭真理子氏が捉えた子どもたちの手歌の美しい瞬間が展示され、音楽に対する情熱が表現されることでしょう。

映画の詳細



開催概要


  • - 日時:2025年12月12日(金)夕方17時ごろ(予定)
  • - 会場:アップリンク吉祥寺(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 パルコ地下2階)
  • - 内容:映画上映(99分)・スペシャルトークショー・フォトセッションなど。

詳細な上映日時については、公式サイトでの確認が必要です。事前予約をお願い致します。

社会活動としての意義



一般財団法人さわかみ財団は、「より良い社会づくり」を理念に、文化や歴史を次世代へと継承するための活動を推進しています。本作『ホワイトハンドコーラスNIPPON』もその一環であり、音楽を通じた障がい者と非障がい者との共生の姿を後世に伝えるドキュメンタリーとして、多くの人々に感動を与えることでしょう。

「ホワイトハンドコーラスNIPPON」の活動や理念に共感した方々は、ぜひ上映会に足を運び、心温まるひとときを共に体験してください。音楽が持つ力を通じて、私たちの心に深く響く感動が待っています。


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