獣医療の新時代
2025-10-07 19:45:05

最先端の獣医療を体感!『JARVISどうぶつ医療センター Tokyo』内覧会

『JARVISどうぶつ医療センター Tokyo』内覧会レポート



2025年10月1日(水)、新宿区にオープンした『JARVISどうぶつ医療センター Tokyo』が、10月4日(土)にメディア向けの内覧会を開催しました。このセンターは、最先端の動物医療を提供する新たな拠点であり、特に注目を集めているのはロボット支援手術です。

高度獣医療の新たなスタンダード



『JARVISどうぶつ医療センター Tokyo』は、ペット保険シェアNo.1を誇るアニコムグループの一員として設立され、従来の獣医療の枠を超え、個々の動物に合わせた高度な医療を提供します。内覧会では多数のメディア関係者が参加し、施設見学ツアーやプレゼンテーションを通じて、獣医療の未来を感じる場となりました。

施設紹介ツアー



新しく開院したばかりの院内では、スタッフが最新の診療設備や手術支援ロボットを紹介しました。透明性を重視し、ガラス張りの手術室やリハビリ室など、訪れる人々が安心できる設計が施されています。飼い主と動物が共に安心できる環境を提供することに力を入れています。

アニコムのビジョン



内覧会では、アニコムホールディングス株式会社の代表取締役、小森伸昭氏が登壇し、同センターの開院の背景やビジョンについて熱く語りました。小森氏は、「小さな体の動物には熟練の技術が不可欠で、これを安価に提供することが重要です。」と強調し、手術支援ロボットやAIを活用することで新たな獣医療のスタンダードを築く意義を説明しました。

手術支援ロボットの導入



『JARVISどうぶつ医療センター Tokyo』では、リバーフィールド株式会社製の手術支援ロボット『Saroa(サロア)』を導入しています。これは世界初の力覚フィードバック機能を持つロボットであり、獣医療に大きな革新をもたらすことが期待されています。

リバーフィールド社の只野耕太郎社長は、「独自の空気圧駆動技術により、やさしい手術を実現します。」とし、今後も人と動物の両方に優しい医療の推進に尽力する考えを示しました。

業界の課題と未来



後半のクロストークセッションでは、アニコム先進医療研究所代表の堀江亮氏や獣医師・CMOの田村勝利氏が登壇し、獣医療業界が直面する人材不足や地域間医療格差について討議しました。堀江氏は、デジタル化の遅れがオペレーションのバラツキを生んでいると指摘し、今後AIやロボットにより状況が改善されることを期待しています。

田村氏は、手術支援ロボットの導入によって、動物が体験する痛みや負担が軽減されると述べ、現場での実体験をもとにその利点を力説しました。

獣医療の未来を感じる場



この内覧会は、獣医療の最新技術とその実用性を広く伝える貴重な機会となりました。『JARVISどうぶつ医療センター Tokyo』は、診療分野を網羅し、多様なスペシャリストが集まる動物病院としての役割を果たしています。手術室をガラス張りにした設計は、飼い主に安心感をもたらし、透明性を追求する姿勢が伺えます。

将来的には、予防から専門的な医療までを網羅し、個々の動物に最適な医療サービスの提供が目指されています。

詳細な情報は、公式サイトを確認してください。


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