Oishii Farmが羽村市に新たな植物工場研究センターを設立

Oishii Farmが羽村市に植物工場研究センターを開設

Oishii Farmは、かねてよりサステナブルな農業の実現を目指している企業で、この度、東京・羽村市に新たに「オープンイノベーションセンター」を開設することを発表しました。設立にあたり、50億円以上の投資を行い、植物工場の研究開発施設としての機能を充実させます。

施設の概要と目的

オープンイノベーションセンターは、植物工場の運営に必要な農業技術と工業技術の連携を図るための重要な拠点です。Oishii Farmは、これを日本国内外の企業とのコラボレーションを通じて革新的な研究開発を推進し、植物工場における新たな生産・管理方法の確立を目指します。特に日本は、農業と工業の両面で優れた技術力を保有しているため、このセンターが持つ優位性は絶大です。

研究開発の方向性

このセンターでは、量産化、生産性の向上、環境への配慮、おいしさの追求、新たな農作物の開発に向けて、幅広い研究が進められる予定です。Oishii Farmは、自動車産業に次ぐ新たな日本発のグローバル産業としての地位を確立する目標を掲げ、具体的には、植物工場のターンキーソリューション（技術や設備をパッケージ化したもの）を展開する計画です。

日本における採用活動の強化

新拠点の設立に伴い、日本での採用活動も旬を迎えています。現在、Oishii Farmの日本チームは日々拡大しており、2024年6月にはチームメンバーが9名に増加しました。新メンバーは、「おいしい」顧客体験を提供し、サステナブルな農業革命を起こすというミッションに共感する方々を求めています。募集職種には、ビジネス職や研究職、技術職、コーポレート職など多岐にわたります。

環境への配慮

新設されるオープンイノベーションセンターでは、環境負荷の低減にも十分配慮されています。太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用し、ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）認証の取得を目指すことにより、持続可能な施設運営を行います。この取り組みは、Oishii Farmが果たすべき社会的責任でもあり、次世代の農業の在り方に対して先駆者としての役割を果たすことになります。