Famieeが新証明書発行
2025-05-14 09:38:02

Famieeが事実婚カップル向けに新たなパートナーシップ証明書を発行開始

Famieeが新たなパートナーシップ証明書を発行



一般社団法人「Famiee」がこのたび、事実婚カップル向けに新たなパートナーシップ証明書を発行することを発表しました。この新機能は、従来の同性カップルに加え、異性間の事実婚カップルも対象に含まれ、多様な家族の形をサポートするものです。ホットリンクがファウンディングスポンサーとして支援しているこの取り組みは、法制度が整っていない現状において、特に重要な意義を持っています。

サービス拡大の背景



日本では、同性婚や選択的夫婦別姓が法制化されていないため、同性カップルや事実婚カップルはさまざまな場面で不利益を被っています。医療同意や保険の受取、住宅契約、企業の福利厚生などにおいて、家族としての権利が限られているため、これらのカップルが平等にサービスを受けられる環境を整えることが求められています。そのため、Famieeは、パートナーシップ証明書によって、そうした課題を解決し、家族向けのサービスを利用しやすくすることを目指しています。

サービスの発表は、5月13日の記者会見で詳細が公開され、国際家族デーである5月15日を前に市場に向けたメッセージともなりました。これにより、民間企業主体での社会変革の重要性と意義が浮き彫りになりました。

サービスの新しい特徴



Famieeの新しいパートナーシップ証明書は、以下のような特長を備えています。

  • - 証明書発行対象の拡大:同性カップルに加え、異性間の事実婚カップルにも証明書を発行。
  • - 端末対応の拡大:従来のiPhoneだけではなく、Android端末でも利用可能になりました。
  • - 賛同企業・自治体の拡大:ホットリンクを含む20社以上が参画し、家族向けサービスの多様性を推進しています。

Famieeの社会的意義



Famieeは2019年の設立以来、約100の賛同企業や自治体とともに、パートナーシップ証明書を通じて、法律婚が認められないカップルの社会的認知向上に努めてきました。今回のサービス拡大で、同性カップルや事実婚カップルは自身の関係を公に証明することが容易になり、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)の促進にも寄与します。

Famieeの活動は、官民の協力に基づいた新たな社会的インフラ構築の先駆けとしても注目されています。今後も、あらゆる家族が共に安心して暮らせる社会の実現を目指し、取り組みを進めていくことでしょう。

公式サイトで詳しい情報を



Famieeの活動や新たなパートナーシップ証明書についての詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。多様な家族の権利を尊重し、支援し続けるFamieeの取り組みを是非忘れずにチェックしてください。公式ウェブサイトは、こちらです。


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