家畜衛生ポスターデザインコンテスト2023
農林水産省は、家畜の病気やその対策についての理解を深めるため、「家畜衛生ポスターデザインコンテスト」を開催します。令和7年度のテーマは「豚熱をひろげないためにできること」で、応募期間は7月16日から9月30日まで。このコンテストは、家畜に関わる病気の重大性を広く認識させ、畜産業を守ることを目的としています。
コンテストの背景
日本国内でも高病原性鳥インフルエンザや豚熱などの伝染病が発生し、畜産業に大きな影響を及ぼしています。これらの病気が広がると、肉や卵などの食品供給が脅かされ、農家はその対策に日々取り組んでいます。病原体は衣類や食品を介して広がることがあり、農場だけでなく国民全体での対策が求められています。これに応える形で、ポスターデザインコンテストが行われることになりました。
募集テーマ
今年のテーマ「豚熱をひろげないためにできること」は、豚熱という病気への理解を深め、日本産豚肉の生産を守る思いを込めた作品を募集中です。豚熱は豚とイノシシが感染する病気で、感染力が強い上に死亡率も高いため、発生した場合には飼っている豚の殺処分が必要となります。
作品の条件
デザインは絵画、イラスト、CG、写真などの平面作品をA3または8つ切りの縦型で作成してください。審査基準は作品のオリジナリティやテーマへの考え方、伝えようとしているメッセージの明確さなどが考慮されます。
表彰の内容
選ばれた作品には、農林水産大臣賞や消費・安全局長賞、さらに特別賞が用意されています。審査委員には、農林水産省の専門家が名を連ねており、受賞作品は農林水産省のホームページで発表されます。また、表彰式も予定されています。
応募情報
応募は郵送または電子メールで受け付けています。必要事項を記入した応募用紙と作品を同封し、指定の宛先に送付してください。応募者の氏名や都道府県名などは公表される場合がありますが、ペンネームや職業の公表は希望に応じて選択可能です。
まとめ
家畜衛生ポスターデザインコンテストは、豚肉の安全な供給を守るための重要なイベントです。みなさんの創造力で、豚熱対策の橋渡しをしてみませんか。この機会に、家畜衛生への理解を深め、周囲に広めていきましょう。応募は9月30日まで!詳しい情報は農林水産省の特設サイトをご覧ください。