地域愛を育む取り組み「スポGOMI in七日町」
2023年6月14日(土)、山形県山形市の七日町で「スポGOMI in七日町」が行われ、121名の参加者が集まりました。このイベントは、環境美化と地域活性化を目的に、参加者が協力し合ってごみを収集するスポーツイベントです。今大会では、合計24.7kgのごみが集められ、地域への愛着が育まれました。
合言葉は「ゴミ拾いはスポーツだ!」
「スポGOMI」とは、特定のエリアを定め、その中でチームを組んでごみを拾うイベントです。参加者は、拾ったごみの量や質に応じてポイントを競い合います。この日のために集まったのは、子供から大人まで多様な参加者たちで、全33チームが形成されました。
イベントは、山形を中心に活動するラジオパーソナリティの松浦 彩さんの司会のもと行われ、山形市のお宝広報大使「はながたベニちゃん」も場を盛り上げるために駆けつけました。盛り上がる会場では、ポイントが高かったチームに豪華景品が贈られ、参加者たちは楽しみながら環境保護の重要性を実感しました。
産学連携による地域共創
本イベントは、株式会社フージャースリビングサービス、山形まちづくり株式会社、そして山形大学生協学生委員会OH,ONE!?及び美しい山形・最上川フォーラムの協力によって実施されました。これは単なる清掃イベントではなく、地域の人々や団体が一体となって街の環境美化に取り組む「地域共創」の一環です。
さらに、参加者はごみ拾いをしながら、山形大学が制作した地域に関するクイズに挑戦しました。問題に答えることで追加ポイントが得られる仕組みが導入され、楽しみながら地域の歴史や文化に対する理解も深まりました。
フージャースグループの取り組み
フージャースグループは、東日本大震災後に東北支店を開設し、地域復興に力を入れています。特に山形市では、2021年に七日町第5ブロック南地区市街地再開発事業に参加し、地域の発展に貢献しています。
今後も『地域共創の取り組み』の一環として、次回の「スポGOMI in七日町」開催も決まっており、地元の皆様とともに快適で親しみやすい街づくりを目指します。
まとめ
「スポGOMI in七日町」は、ただの清掃活動を超え、地域の魅力を再発見し、住民同士のつながりを強める機会となりました。ごみ拾いを通じて地域愛を深め、今後も続けられるこのイベントが、さらなる地域の活性化に寄与することを期待しています。