法人カードUPSIDERとOneLoginが新たな連携を開始!
株式会社UPSIDERは、同社の法人カード「UPSIDER」において、OneIdentity LLCが運営するOneLoginとのシングルサインオン(SAML2.0認証)に新たに対応したと発表しました。この連携により、従業員のIDやパスワードの管理が大幅に簡素化され、業務効率を大きく向上させることが期待されています。
シングルサインオン導入の背景
近年、多くの企業でSaaSツールが普及し、従業員が管理するIDやパスワードの数が増加する一方で、それに伴うセキュリティリスクや業務効率の低下が問題視されています。特に、パスワードの使い回しや脆弱なパスワード設定が続くと、企業全体のセキュリティが脅かされることになります。この課題を克服するため、UPSIDERはOneLoginを通じてシングルサインオンを提供し、簡便で安全なログイン環境を実現しました。
OneLoginとの連携による利点
UPSIDERはこれまでにもGoogle WorkspaceやMicrosoft Entra IDとのSAML2.0対応を行ってきましたが、今回はOneLoginとの協力により、より幅広い企業に対して安全かつ利便性の高いシステムが整いました。この新機能により、ユーザーはUPSIDERへのアクセスをワンクリックで行えるようになり、ログインプロセスが一層スムーズになります。
さらに、OneLoginは企業向けのアイデンティティ・アクセス管理(IAM)サービスを提供しており、多要素認証やユーザープロビジョニングなど、包括的なセキュリティ機能が備わっています。これにより、企業はセキュリティを強化しながら業務を行なうことが可能になります。
今後の展望
UPSIDERは、今後もユーザーが安心・便利にサービスを利用できるよう機能追加やアップデートを進めていく方針です。法人カードとして、UPSIDERは最大10億円の利用限度額やバーチャルカードの発行など、財務管理における課題解決を提供しており、多くの企業から支持されています。これにより、ガバナンスやアカウンタビリティーが求められる上場企業にとっても、大変有用なサービスとなっています。
提供サービスの強み
UPSIDERが提供するサービスとして、法人カード「UPSIDER」は、特に利用限度額や会計処理の迅速化につながる機能が好評です。また、請求書カード払いサービス「支払い.com」は、ユーザーが持つクレジットカードでの支払いを実現し、資金繰りにおける柔軟性を高めています。加えて、2023年にはUPSIDER Capitalを設立し、スタートアップ向けの新しい融資環境も整備しています。
まとめ
法人カードUPSIDERがOneLoginとのシングルサインオンに対応することで、企業は業務効率を向上させ、さらなるセキュリティの強化を実現する大きな一歩を踏み出しました。今後のサービス展開に期待が高まります。UPSIDERは、単なる法人カードの提供にとどまらず、グローバル市場で競争力を向上させるための金融プラットフォームとして進化を続けています。