手料理サブスク資金調達
2025-11-27 08:36:21

手料理サブスク「つくりおき.jp」、シリーズDで約33億円を調達し海外展開へ

手料理サブスク「つくりおき.jp」がさらなる成長へ踏み出す



手料理サブスク「つくりおき.jp」の運営元である株式会社Antwayが、シリーズDラウンドにおいて約33億円の資金調達を完了しました。この資金は、同社の累計調達総額を約65億円に押し上げます。これにより、Antwayは事業の拡大を目指し、自社キッチンの設立や海外進出を視野に入れたさらなる成長を遂げようとしています。

資金調達の背景と事業の成長


Antwayは2020年2月にサービスがスタートし、「あらゆる家庭から義務をなくす」という理念のもと、着実に成長を重ねてきました。共働きの家庭が増え、家事負担の軽減ニーズが高まる中、同社は家族との時間を取り戻すための手料理デリバリーを提供し、多くの支持を集めています。

具体的な成長の足跡としては、2021年には約15億円の資金調達を実施し、同年9月には直営のキッチンを開設。2023年にはシリーズCで約8.7億円を調達した後、2025年以降にはフランチャイズキッチンの拡充や全国的なサービス提供エリアの拡大計画を進めています。

資金調達の目的と具体的な使途


今回調達した資金は、自社キッチンの新設やシンガポール法人の設立に充てられます。新しいキッチンを開設することで、製造能力を向上させ、家庭からの需要に応えていく方針です。また、シンガポールを基点にした海外市場への進出を図ることで、より多くの家庭に「つくりおき.jp」のサービスを届けることを目指しています。

さらに、事業の拡大を支えるため、2026年1月までに社員数を120人に増やす計画があり、様々なポジションでの採用を進めていく申し出も行われています。

投資家の反応


グローバル・ブレイン株式会社の坂本祥子氏は、AntwayのCEO前島恵さんの経営センスと情熱を高く評価しています。特に、アンテナを高く持ち、迅速に事業を拡大している点に期待が寄せられています。ジャフコグループの松本孝之氏は、Antwayの事業モデルが持つ可能性に目を向け、ユーザーの高いリピート率が安定性と成長を支えていると述べています。

CEO前島恵のコメント


前島CEOは今回の資金調達を通じて、企業のミッションを広める重要なステップだと位置づけ、今後は国内外の課題解決に挑戦していく決意を表明しました。彼は同時に、共に成長を遂げる仲間を募集しており、新しい仲間を迎えることで「義務をなくす」というビジョンの実現へ向けて邁進する意向を示しています。

つくりおき.jpのサービス概要


「つくりおき.jp」は、管理栄養士とシェフが監修した手作りのお惣菜を、毎週家庭へ冷蔵で届けるサービスです。現在、1,000以上のレシピがそろい、プランに応じた料金で提供されています。他にも企業向けの福利厚生サービスやフランチャイズ加盟店の募集を行い、全国的な展開を進めています。

このように、Antwayはただの料理提供に留まらず、家族との時間を豊かにし、誰もが充実したライフスタイルを満喫できる未来を目指しています。今後の動向に注目です。


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