日本最大のパンイベント『パンのフェス2025』の成功
2025年3月7日から9日まで、横浜赤レンガ倉庫イベント広場で行われた『パンのフェス2025』は、全国のパン屋さんとパン関連のお店から約100店舗が集結し、約15万人の来場者を迎えて盛大に開催されました。このイベントの特徴について、総合プロデューサーであるぴあ株式会社の幅野氏にお話を伺いました。
イベントの魅力とリピーターへの配慮
幅野氏は、パンのフェスが「パン好きのパン好きによるパン好きのための祭典」であることを強調しました。イベントには多様な種類のパンが出展されており、訪れた客は自身の好きなパンを見つける楽しみがあります。リピーターの参加者も多く、毎年新しい店舗を取り入れた工夫がされていることが特長です。「パンのフェスでは、訪れるたびに新たな発見ができるように、全体の構成を調整しています」と幅野氏は語ります。
アンケート実施への背景と取り組み
今回のイベントでは、株式会社Datailoが提供するサービスHYOUKAを利用して、パンフェスの体験を向上させるためのアンケートを実施しました。これまで自社の取り組みだけでのアンケートが多かったものの、15万人の来場者からの多様な意見を取り入れる必要性を感じ、オールインワンのアンケートソリューションを導入しました。
開催期間中にスタッフが積極的にお客様へ声をかけ、異なるタッチポイントでの反応を収集することで、3日間で約4000人の回答を得ることができました。AIを活用した即時ダッシュボードによるデータ分析も行われ、リアルタイムでのフィードバックに対するアプローチが可能となりました。
訪問者からの声と新しい発見
イベントのアンケート結果は、幅野氏が特に注目している点です。「アンケートを通じてお客様から寄せられるポジティブなコメントやリクエストは、運営にとって重要なインサイトとなります」と彼は語ります。このようなフィードバックを基に、次回のイベントに活かしていく所存です。
待ち時間も楽しめる工夫
アンケート画面には、待ち時間を楽しむためのトリビアコンテンツも盛り込まれています。参加者がパンに関する新しい知識を楽めるように工夫されており、「単なるアンケートでは終わらせない、訪れる価値を提供したいという想いが込められています」と幅野氏は説明します。これによって、参加者は体験を通じてイベントをより楽しむことができるでしょう。
今後の展望と参加者の声
最後に、幅野氏はAIによるフリーコメント分析の重要性を強調しました。「お客様の求めていることを明確に理解できたことで、さらに良いイベントを目指す道筋が見えた」と語ります。実施されたアンケートは今後のイベント運営に大きな役割を果たすと確信しているようです。
まとめ
『パンのフェス2025』は、ただのパンイベントに留まらず、参加者の声を積極的に取り入れることで、より良い体験を提供する方向へ進化を続けています。次回の開催が今から楽しみです。ぜひ、こだわりのパンとの出会いを楽しみながら、また新たな発見をしてみてください!