APRESIA、Dorado Softwareと提携し「Cruz」を日本市場へ導入

APRESIA SystemsがDorado Softwareと提携

東京都中央区を拠点とするAPRESIA Systems株式会社は、米国のDorado Softwareと販売契約を締結し、統合ネットワーク管理プラットフォーム『Cruz』の販売を開始しました。これにより、国内のクラウドサービス事業者や通信事業者、法人向けにCruzとそのサポートを提供していくこととなります。

「Cruz」とは

Cruzは、IP Clos Fabric（BGPベースのレイヤ3 Leaf-Spineファブリック）の導入を進めるデータセンターやクラウド環境での運用を効率化するために開発されたプラットフォームです。特に、マルチテナントや高度な自動化機能をサポートし、実践的なネットワーク管理を実現します。

背景

クラウド基盤やAI技術の導入に伴い、データセンターにおけるネットワークの効率化やパフォーマンスの可視化が重要視されています。このニーズに応えるべく、Cruzシリーズはイベント駆動型の設計により、複雑な運用の自動化に柔軟に対応。異なるメーカーや技術のネットワーク機器を一元管理し、利便性と安全性を高めてくれます。

Cruzシリーズの特長

- Cruz Fabric Controller: マルチベンダスイッチの管理を柔軟に行える機能を備え、運用負荷を軽減するための自動化が可能です。
- Cruz AI Fabric Controller: 最新のAIワークロードに対応したネットワーク制御の自動化が進められ、次世代データセンターの本格的な運用をサポートします。
- Cruz Network Performance Manager: ネットワークのリアルタイムパフォーマンスを監視し、多角的な情報を提供することで最適なトラフィック制御を実現します。
- Cruz Network Insight: IPトラフィックフローを可視化し、通信パターンの異常を発見する機能で、ミッションクリティカルなアプリケーションの帯域確保を支援します。

Dorado Software, Inc.について

Dorado Softwareは、ネットワーク管理ソフトウェアを手がける企業で、特にSONiCやホワイトボックススイッチ、オープンネットワークの統合に特化しています。新旧のインフラを一元管理し、スムーズな移行を可能にするCruzソフトウェアポートフォリオは、高度な自動化機能を持っており、企業や通信事業者の需要に応える理想的なソリューションです。

APRESIA Systems株式会社について

APRESIA Systemsは、L2/L3スイッチ『APRESIAシリーズ』を中心に、情報ネットワーク機器を製造・販売するメーカーです。通信技術の進化に対応しながら、顧客に高付加価値を提供することを使命としています。今後はCruzの導入を通じて、さらに多くの企業の発展を支援していく考えです。

最新のクラウド技術を使ったネットワーク管理の未来が、APRESIAとDorado Softwareの協力によって切り開かれつつあります。これにより、日本市場に新たな価値が提供されるでしょう。

詳細情報は、以下のリンクをご参照ください。Dorado Software公式サイト及び APRESIA Systems公式サイト。